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ALPINA B3 Sedan / B3 Touring
2度目のマイナーチェンジ
ベースとなる現行G20型「BMW 3シリーズ」は2018年に登場し、2022年にはBMWがLCI(ライフサイクルインパルス)と呼ぶマイナーチェンジが行われた。BMWは3シリーズにとって2度目となる大幅改良に着手しており、それにともないアルピナもリフレッシュされるようだ。
これは、完全電動の「ノイエ クラッセ」に引き継がれるまで、既存モデルを維持するための措置だろう。
フロントとリヤに小変更が加えられアグレッシブな印象に
セダンは市街地、ツーリングはニュルブルクリンクで走行中の様子を捉えた。どちらのモデルも、軽度のカモフラージュが施されている。フロントバンパーは角張ったエアインテークとスプリッターにより、エッジが効いたアグレッシブなイメージに進化している印象を受ける。
リヤエンドでは、バンパーとディフューザーがリフレッシュされるとともに、トランクリッドにも微妙な修正が施されそうだ。
直6ツインターボエンジンは継続使用?
現行型のパワートレインは、3.0リッター直列6気筒に2基のALPINA専用モノスクロールターボチャージャーを装着。最高出力495PS、最大トルク730Nmを発揮する。オリジナルの3シリーズよりも30PS、30Nm強化されているエンジンは、フェイスリフト後も継続使用される可能性が高い。また「D3 S」は最高出力350PS、最大トルク730Nmを発揮する3.0リッター直6ツインターボディーゼルエンジンを搭載する。
アルピナB3改良新型のデビューは、2025年初頭から中頃と予想する。