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PORSCHE 911 GT3 RS MR
大きなダウンフォースを生む空力処理
緑色のホイールと巨大なリヤウイングが非常に特徴的な、「911 GT3 RS MR」と思われるプロトタイプがニュルブルクリンクで目撃された。
大型のディフューザーやルーフに取り付けられたボルテックスジェネレーターからも、サーキット走行を意識したモデルであることがわかるが、特に印象的なのはリヤウインドウに取り付けられた垂直フィンだ。こうしたコンポーネンツの組み合わせがダウンフォースを発生させ、大きなグリップが得られるだろう。
911 GT3 RSのパーツも採用されるか?
その他のアップグレードはまだ不明だが、マンタイはすでに911 GT3 RS用の様々なパーツを用意している。
足まわりでは、アジャスタブルサスペンション、マグネシウムホイール、高性能ブレーキパッドなどがある。また、ガーニーフラップやエンジンデッキリッドカバーなどのカーボンファイバー製コンポーネンツも用意されている。
発表はもう間もなく?
パワートレインに関しては、現時点では不明だ。現行型911 GT3 RSは4.0リッター水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力525PS(386kW)、最大トルク463Nmを発生して、7速PDKを介して後輪を駆動する。0-100km/h加速は3.2秒、最高速度は296km/hに達する。
このパッケージまたは特別仕様車の登場時期は未定だが、このモデルのテストは昨年の秋から行われており、したがって、そう遠くないタイミングで発表されるだろう。