Ferrari SF-24
レーシングスーツやメカニックスーツも専用仕様に
北米市場参入70周年を迎えたフェラーリは、2024年米国を舞台に様々なイベントや企画を展開する予定だ。今週末、マイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催されたF1第6戦マイアミGPにおいて、フェラーリの歴史を彩ってきたブルー「アズーロ・ラ・プラタ(Azzurro La Plata)」と「アズーロ・ディーノ(Azzurro Dino)」を大胆に導入した。
この彩度の異なる2つのブルーは、1960〜1970年代にかけて、フェラーリのレーシングカーに採用されていたほか、ドライバーのレーシングスーツやメカニックのウェアにも使われていた歴史を持つ。
マイアミGPに登場したスクーデリア・フェラーリのF1マシン「SF-24」は、このアズーロ・ラ・プラタとアズーロ・ディーノを纏ったスペシャルリバリーを採用。フロントウイング、エンジンカバー、Halo、バックミラー、レースナンバー、そして60年前にジョン・サーティースが北米でワールドチャンピオンを獲得した「158 F1」をイメージし、ホイールリムにも導入されている。
マシンに合わせてドライバーのシャルル・ルクレール、カルロス・サインツ両名のレーシングスーツも、アズーロ・ラ・プラタをベースにアズーロ・ディーノをあしらった専用カラーに変更された。メカニックのウェアも、通常のレッドベースからアズーロ・ラ・プラタとアズーロ・ディーノを組み合わせたマイアミGP専用仕様とされた。