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Maserati GranCabrio Trofeo
14秒で開閉する電動ソフトトップ
今回、日本に導入されるのは、マセラティが独自開発したネットゥーノ・エンジンを搭載する「トロフェオ」仕様。3.0リッターV型6気筒「ネットゥーノ」ツインターボのエンジンは、最高出力550PSを発揮。グラントゥーリズモ トロフェオと変わらないパワフルなパフォーマンスと、オープンエアの爽快なドライビングエクスペリエンスを両立した。
電動格納式ソフトトップは、5色のカラーバリエーションから選択可能。ファブリック製ソフトトップの開閉は、インストルメントパネル中央に配置されたタッチスクリーンによって行い、50km/h以下であれば走行中も開閉が可能となっている。開閉に要する時間はわずか14秒、ソフトトップを格納する際にはトランクスペースへの干渉を最小限に抑え、4名のパッセンジャーのための十分なスペースが確保された。
伝統的なイタリアの職人技と厳選された素材の使用により、インテリアはエレガントで高級感にあふれた、イタリアンラグジュアリーを体現。イタリアンクラシックと最先端技術が美しく調和した上で、オープンモデルとしての機能性を徹底的に追求したデザインを実現した。
フロントシートにはドライバーとパッセンジャーの首まわりを温める、3段階の温度調整が可能なネックウォーマーを標準装備する。2名乗車時に使用可能な標準搭載のウインドストッパーは、オープン時であっても車内での乱気流の発生を軽減し、車両のエアロダイナミクスを最大限に活かすことができる。
4つのドライブモードから選べる「VDCM」
グランカブリオには、マセラティが開発し、グラントゥーリズモから初導入された電子デバイス「ビークルドメインコントロールモジュール(VDCM)」を搭載。ドライバーはステアリングホイール横のドライブモードセレクターを使って、様々なドライブモードを選ぶことができる。
VDCMは100%マセラティによる開発プロジェクトによって完成。ソフトウェアも独自開発され、導入・キャリブレーションもマセラティが行った。そのセッティングは、マセラティの長年にわたって積み上げてきた自動車力学のノウハウに基づいており、車両の主要システムに関する全情報を統合して操作。どのようなコンディションにおいても、最大のパフォーマンスと最適なドライビング体験を提供する。
VDCMは車両の脳の役目を果たし、アクチュエーターの正確なターゲットとタイミングを設定。すべてが確実に連携するように介入時間を減らし、パフォーマンス、ドライブから得られる充足感や安全性を向上させた。グランカブリオ トロフェオには、「COMFORT」「GT」「SPORT」「CORSA」の4つのドライビングモードが用意され、ドライブ状況やコンディションに合わせたドライブモードを選ぶことができる。
ソナス・ファベール製サウンドシステム
サウンド体験に関しては、イタリアのオーディオブランド「ソナス・ファベール(Sonus Faber)」が設計と製造を手掛けた、2種類のサウンドシステムが用意された。標準装備される「スタンダード・プレミアムオーディオ・システム」は、13基のスピーカー、2Dサラウンド、出力815Wにより、ユニークでナチュラルなサウンド体験を提供する。
オプションの「ハイプレミアム・オーディオシステム」は、16基のスピーカー、2D/3Dサラウンドサウンド、パワフルなアンプを内蔵。最大出力1060Wを発揮し、真に深みと丸みのある豊かなサウンドを楽しむことができる。どちらのシステムも、自然素材と専用スピーカー設計により、リアル感を持ったサウンドがキャビンに満たされるという。
車両本体価格(税込)
マセラティ グランカブリオ トロフェオ:3120万円
【問い合わせ】
マセラティ コールセンター
TEL 0120-965-120
【関連リンク】
・マセラティ ジャパン公式サイト