【フェラーリ・チャレンジ】昨年のチャンピオンが波乱のラウンド2レース1を制す

2024年の「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン」ラウンド2のレース1が富士スピードウェイで開催【動画】

雲ひとつない快晴の下、32台の「488 チャレンジ Evo」が激しいバトルを繰り広げた。
雲ひとつない快晴の下、32台の「488 チャレンジ Evo」が激しいバトルを繰り広げた。
富士スピードウェイで、フェラーリによるワンメイクレース「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」のラウンド2レース1が行われた。雲ひとつない快晴の下、32台の「488 チャレンジ Evo」が激しいバトルを繰り広げた。

Ferrari Challenge Japan

Yudai UCHIDAがトップでチェッカー

序盤はポールポジションのNobuhiro IMADAを、抜群のスタートを見せた昨年のチャンピオンYudai UCHIDAが1コーナーでオーバーテイク。フェラーリ・ジャパンのスカラシップで参戦した若武者のYugo IWASAWAが3位で2台を追う展開。
序盤はポールポジションのNobuhiro IMADAを、抜群のスタートを見せた昨年のチャンピオンYudai UCHIDAが1コーナーでオーバーテイク。フェラーリ・ジャパンのスカラシップで参戦した若武者のYugo IWASAWAが3位で2台を追う展開。

「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」(以下フェラーリ・チャレンジ・ジャパン)第2ラウンドのレース1が富士スピードウェイで開催された。フェラーリ・チャレンジは、ドライバーのスキルに併せてトロフェオ・ピレリとコッパ・シェルに分けられる。さらにそのピレリとシェルがそれぞれ、エキスパートとアマチュアに分けられて4クラスが用意される。1ラウンドにつき2レース開催されるので、きちんとクラッシュすることなく走りきることも重要だ。

プロも参加するトロフェオ・ピレリ・クラスは、ポールポジションのNobuhiro IMADAを、予選3位からスタートした昨年のチャンピオンYudai UCHIDAが抜群のスタートを見せて、1コーナーでオーバーテイク。フェラーリ・ジャパンのスカラシップで参戦した若武者のYugo IWASAWAが3位で2台を追う展開だ。そのまま3台のつばぜり合いが続くが、8周目の最終コーナー出口でYudai UCHIDAとNobuhiro IMADAが接触、Nobuhiro IMADAがクラッシュし、赤旗中断となる。だが、再開後もYudai UCHIDAは自分を見失わず、Yugo IWASAWAの猛追を凌いでトップでチェッカーを受けた。

欧州シリーズ昨年チャンピオンを獲得した実力者も

フェラーリ・チャレンジの欧州シリーズ・コッパ・シェルAmクラスで、昨年チャンピオンを獲得した実力者Motohiko ISOZAKI。嬉しい国内シリーズ初優勝を飾った。

トロフェオ・ピレリAmクラスは、スポット参戦のMakoto FUJIWARAがフォーミュラレースの経験を活かして、ポールポジションを獲得。しかし1周目にスピン。その後リタイヤしてしまう。トップに立ったのは予選3位スタートのMotohiko ISOZAKI。フェラーリ・チャレンジの欧州シリーズ・コッパ・シェルAmクラスで、昨年チャンピオンを獲得した実力者が、後続の追撃を寄せ付けず嬉しい国内シリーズ初優勝を飾った。

コッパ・シェル・クラスは、ラウンド1で2レース連続で優勝を飾ったYasutaka SHIRASAKIが好調を維持してポール・トゥ・ウィンで3連勝を飾った。コッパ・シェルAmクラスもMasafumi HIWATASHIも同様にポール・トゥ・ウィンで今シーズン初勝利を獲得した。

5月12日のレース2は5月12日13時から、30分+1周で開催される。

フェラーリ・チャレンジ・ジャパン・ラウンド2富士スピードウェイレース2(5月12日13時から)を動画でチェック!

「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」第2ラウンドが富士スピードウェイで開催される。エントリー台数はなんと33台。

「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン」ラウンド2が富士スピードウェイで開催「参加台数なんと32台」【動画】

F1日本GPとの併催で歴史的な開幕戦となった「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」。鈴鹿サーキットでの第1ラウンドを終えて、第2ラウンドが富士スピードウェイで開催される。驚くべきはそのエントリー台数で、なんと32台もの「488 チャレンジ Evo」が参加するという。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…