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Volkswagen Golf GTI Clubsport
ニュルブルクリンク24時間でお披露目
新型「ゴルフ GTI クラブスポーツ」は、様々なメーカーのショールームが並ぶニュルブルクリンクのリング・ブルバード(Ring Boulevard)において、集まった熱狂的なモータースポーツファンを前に披露目された。アンベールにはレジェンドドライバーのハンス=ヨアヒム・スタックと、今回のレースに参戦するベニー・ロイヒターが参加している。
ニュルブルクリンク24時間の決勝レースには、ロイヒター、ヨハン・クリストファーソン、ニコ・オットー、ハイコ・ハンメルを擁するマックス・クルーゼ・レーシングチームが「ゴルフ GTI クラブスポーツ 24h」で参戦。メインレースの前に開催される「24hクラシック」には、3台の初代ゴルフ GTI レース仕様も登場する。
新型ゴルフ GTI クラブスポーツは、ベースモデルに合わせてフロントセクションを一新。新形状のLED+ヘッドライトが標準装備され、フロントの「VW」ロゴが初めてライトアップされた。リヤには最大限のダウンフォースを発揮する大型ルーフスポイラーも装着される。
足元に装着される19インチクイーンズタウンアロイホイールは、5つの楕円形を複雑に組み合わせた新デザイン。この印象的なフォルムは、5代目ゴルフ GTIに装着されていたデトロイトホイールをイメージしている。また、オプションとして1本あたり8kgという超軽量仕様の19インチワーメナウ鍛造ホイールを装着することも可能だ。
パワフルな2.0リッター直列4気筒ターボを搭載
2.0リッター直列4気筒「EA888 LK3 evo4」ターボエンジンは、最高出力300PS、最大トルク400Nmを発揮。電子制御式フロントディファレンシャルを介して前輪を駆動する。オプションで「DCCアダプティブシャシーコントロール」も用意された。
ゴルフ GTI クラブスポーツには、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェに特化したクラブスポーツ専用プロファイルを導入。高低差のあるニュルブルクリンクコースレイアウトに合わせて、「DCCアダプティブ・シャシー・コントロール」と「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」に専用セットアップが採用された。
0-100 km/h加速は5.6秒、最高速度は電子リミッターにより250km/hに制限。オプションの「レース・パッケージ」を装着することでリミッターが解除され、最高速度を267km/hに引き上げることも可能だ。