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Ferrari Challenge Japan
Yudai UCHIDAが圧倒的な強さを見せて今シーズン3勝目
「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」(以下フェラーリ・チャレンジ・ジャパン)の2024年シーズン中間地点となるラウンド3のレース1がスポーツランドSUGOで行われた。4クラス(トロフェオ・ピレリ、トロフェオ・ピレリAm、コッパ・シェル、コッパ・シェルAm)合計23台の「488 チャレンジ Evo」が参加したレース1は、途中4周のセーフティカーが入り18周のレースで争われた。
トロフェオ・ピレリは、ポールポジションからスタートしたYudai UCHIDAがホールショットを決めてトップを堅持。予選2位から追い上げるフェラーリジャパンのスカラシップで参戦したヤングドライバーのAnna INOTSUMEを1周1秒の差で引き離し、圧倒的な強さを見せてポール・トゥ・ウィンで、今シーズン3勝目を挙げた。
トロフェオ・ピレリAmは、現在のポイントリーダーとなるAKITAがポールポジションを獲得。総合でも3位につける速さをみせた。レースでは予選2位からスタートしたランキング3位のCold MAX、予選3位のMotohiko ISOZAKIが追い上げを見せるが、AKITAはTrofeo PirelliのAnna INOTSUMEに迫る速さを見せて、今シーズン2勝目をポール・トゥ・ウインで飾った。
Phil KIMが初優勝をポール・トゥ・ウィンで飾る
コッパ・シェルは、今シーズンデビューながら毎戦速さを見せてきたPhil KIMがついにポールポジションを獲得。現在ポイントリーダーのYasutaka SHIRASAKIは予選2位から追い上げ、ファイナルラップまでバトルを繰り広げたが、Phil KIMが最後まで粘りを見せて、嬉しい初優勝、初ポール・トゥ・ウィンを達成した。
コッパ・シェルAmは、ポールポジションを獲得したYusaku MAEZAWAが、4周目の1コーナーで他車と接触してスピン、その後リタイヤとなってしまう。これで予選2位からスタートしたRyutaro SAITOがトップに立ち、デビューシーズンながら2勝目をあげた。ポイントリーダーのMasafumi HIWATASHIは、レース中盤追い上げを見せたものの最終的に届かず2位となった。
スポーツランドSUGOのラウンド3レース2は、6月9日の13時45分から30分+1周で開催される。