【スクープ!】 「トヨタ GR GT3」のロードカーバージョンか?

【スクープ!】 トヨタの新型スーパーカー「GR GT3」がV8ツインターボを搭載して2026年以降市販化?

「トヨタ GR GT3 コンセプト」のロードゴーイングバージョンの開発が進んでいる。
「トヨタ GR GT3 コンセプト」のロードゴーイングバージョンの開発が進んでいる。
トヨタが2022年1月の東京オートサロンに出展した「GR GT3コンセプト」のロードカーバージョンをカメラが初めて捉えた。GR GT3コンセプトは、Gazoo Racingの手により開発が進められているが、市販モデルも導入される可能性が高いことがわかった。

TOYOTA GR GT3

GR GT3 コンセプトを踏襲したイメージ

ボディ全体にカモフラージュを施してテスト走行する「トヨタ GR GT3」の市販バージョン。

ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで高速テストを行った「トヨタ GR GT3」のプロトタイプは、カモフラージュによってディテールを隠している。全体のイメージは「GR GT3コンセプト」からインスピレーションを得ている印象で、ボディサイズは「コンセプト」(全長4590mm、全幅2040mm、全高1140mm、ホイールベース2725mm)とほぼ同じであることがわかった。

空力を重視したエクステリア

長いボンネットが特徴の開発車両には、量産型と思われる鋭く釣り上がるヘッドライトが装備されている。バンパーには巨大なフロントグリルと角張ったLEDデイタイムランニングライトを備えるほか、アグレッシブなフロントスプリッターが確認できる。

他の空力処理では、リヤの大きく開いたディフューザーとスワンネックの大型リヤウィングが目立つ。また、コンセプトと同様に、サイドにエアアウトレットが設けられているのもわかる。

V8を搭載してレクサスブランドで登場か

注目のパワートレインは、レクサスが2019年から開発を進めていると噂される新しいV8ツインターボエンジンが最有力だ。今回撮影に成功したカメラマンによると、「喉の奥から響くような低音」がサーキットに轟いていたそうだ。

量産モデルが登場するとすれば2026年以降、価格は3000万円を超える可能性がある。また、レクサスブランドで販売されるという噂もあるようだ。

スパ24時間レースの歴史は長く、今年100周年を迎える記念の年となる。

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石川 徹