【フェラーリ・チャレンジ】激しいバトルが展開したラウンド4レース1をYudai Uchidaが制する

「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン」ラウンド4鈴鹿サーキットのレース1でトロフェオ・ピレリ・クラスチャンピオン決定【動画】

Yudai Uchidaは、圧倒的な強さを見せて今シーズン5勝目を挙げ、トロフェオ・ピレリ・クラスチャンピオンを手中に収めた。
Yudai Uchidaは、圧倒的な強さを見せて今シーズン5勝目を挙げ、トロフェオ・ピレリ・クラスチャンピオンを手中に収めた。
日本のフェラーリファンにとって最大のイベント「フェラーリ・レーシング・デイズ」が開催される鈴鹿サーキットで、フェラーリ・チャレンジ・ジャパンのラウンド4レース1が開催された。30台の488チャレンジEvoが、多くのフェラーリファンの前で熾烈なバトルを繰り広げた。

Ferrari Challenge Japan

トロフェオ・ピレリクラスチャンピオンが決定

予選でポールポジションを獲得したのはトロフェオ・ピレリ AmクラスのポイントリーダーとなるAkita。
予選でポールポジションを獲得したのはトロフェオ・ピレリ AmクラスのポイントリーダーとなるAkita。

全5ラウンドが開催される2024年シーズンのフェラーリ・チャレンジ・ジャパン。いよいよ終盤戦に突入するラウンド4が鈴鹿サーキットで行われた。30台の488チャレンジEvoが参加したレース1は、夏を思わせる36℃という高温の中スタートした。

フェラーリ・チャレンジは2日間で2レース開催され、同一レース内でドライバーのスキルに併せてクラス分けされる。まず上位クラスのトロフェオ・ピレリとエントリークラスのコッパ・シェルに分けられ、さらにそこからエキスパートとアマチュア(Am)に分けられて、4クラスが用意される。レースは30分+1周で争われ、それぞれのクラスで勝者が生まれる。

トロフェオ・ピレリは、昨年のチャンピオンYudai Uchidaがクラスポールポジションからスタート。ライバルと目されたフェラーリジャパンのスカラシップで参戦するヤングドライバーTatsuya Minowaは予選で振るわず、総合19位と後方からのスタートとなった。レースでは各クラスで熾烈なバトルが繰り広げられたが、中盤を過ぎた残り8分で、単独クラッシュが発生し、セーフティーカーが導入され、そのまま赤旗でレースは9周終了となった。Yudai Uchidaは、圧倒的な強さを見せて今シーズン5勝目を挙げ、クラスチャンピオンを手中に収めた。

Yasutaka Shirasakiがチャンピオンを引き寄せる優勝

7台が参加したトロフェオ・ピレリ Amは、現在のポイントリーダーとなるAkitaが総合でもポールポジションを獲得するほどの速さを見せた。レースでは2周目にトロフェオ・ピレリクラスのYudai Uchidaの先行を許し、総合トップの座こそ譲ったが、後続の追撃を3.5秒差で振りきりクラス・ポール・トゥ・ウィンを成し遂げ、4勝目を挙げた。

コッパ・シェルには8台がエントリー。今シーズン6レース中4勝を挙げ、現在ポイントリーダーのYasutaka Shirasakiが総合でも3位につける速さをみせて、ポールポジションを獲得。レースでも上位クラスを上回る速さで、クラッシュによる赤旗でレースが終了するまでに2位に10秒以上の差をつけて、クラス・ポール・トゥ・ウィンを達成、5勝目を挙げた。コッパ・シェル Amでは、Yusaku Maezawaがポールポジションを獲得。レースでも粘り強い走りを見せて、2位に対するリードを徐々に広げ、赤旗が出る終盤まで冷静に走り切り、クラス・ポール・トゥ・ウィンを達成し、今シーズン2勝目を挙げた。

フェラーリ・チャレンジ・ジャパン鈴鹿サーキットラウンド4のレース2は6月30日16時30分から30分+1周で開催される。

フェラーリ・チャレンジ・ジャパン・ラウンド4 鈴鹿サーキット レース1を動画でチェック!

フェラーリ・チャレンジ・ジャパン・ラウンド4 鈴鹿サーキット レース2(6月30日16時30分から30分+1周)を動画でチェック!

写真はラウンド1の様子。

明日「フェラーリ・レーシング・デイズ2024」が実施される鈴鹿サーキットで「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン」ラウンド4開催【動画】

6月29〜30日、鈴鹿サーキットで開催される、年に一度のフェラーリの祭典「フェラーリ・レーシング・デイズ」。そのメインイベントとして、今年2年目となるフェラーリ・チャレンジ・ジャパン第4ラウンドが開催される。日本中から集まったフェラーリファンの前で32台もの488チャレンジEvoはどのような走りを見せてくれるだろうか。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…