新型「フォルクスワーゲン パサート」が2024年9月から国内予約を開始

ステーションワゴン専用モデルとなった9代目「フォルクスワーゲン パサート」がデビュー「クリーンディーゼルやPHEVも導入」

フォルクスワーゲンのDセグメントモデル「パサート」がワゴン専用モデルに生まれ変わった。日本での予約受付は2024年9月からスタートする。
フォルクスワーゲンのDセグメントモデル「パサート」がワゴン専用モデルに生まれ変わった。日本での予約受付は2024年9月からスタートする。
フォルクスワーゲン・ジャパンは、9世代目に進化を果たした新型「パサート」の予約注文受付を、2024年9月から全国のフォルクスワーゲン正規販売店で開始する。ステーションワゴン専用モデルとなった新型パサートのデリバリーは、11月を予定している。

Volkswagen Passat

最新世代「DCC Pro」を搭載

ワゴン専用モデルに生まれ変わった新型パサートには、ダイナミックな走行と快適な乗り心地を両立した、アダプティブシャシーコントロール「DCC Pro」が搭載された。
ワゴン専用モデルに生まれ変わった新型パサートには、ダイナミックな走行と快適な乗り心地を両立した、アダプティブシャシーコントロール「DCC Pro」が搭載された。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のエクステリア。

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ワゴン専用モデルに生まれ変わった新型パサートには、ダイナミックな走行と快適な乗り心地を両立した、アダプティブシャシーコントロール「DCC Pro」が搭載された。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のボディカラー「チリレッドメタリック」。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のボディカラー「リーフブルーメタリック」。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のボディカラー「マリポサイトグリーンメタリック」。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のボディカラー「グラナディラブラックメタリック」。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のボディカラー「ダイアベースグレーメタリック」。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のボディカラー「オイスターシルバーメタリック」。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のボディカラー「マザーオブパールエフェクト」。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のラゲッジルーム。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のインテリア。

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新型「フォルクスワーゲン パサート」のインテリア。

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新型パサートは、48Vマイルドハイブリッド、クリーンディーゼル、プラグインハイブリッドと、多彩なパワートレインを展開する。

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ボディサイズを大型化し、ホイールベースを先代モデルから50mm延長。広大な室内スペースに加えて、最大1920リットルのラゲッジ容量が確保された。

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フォルクスワーゲンのDセグメントモデル「パサート」がワゴン専用モデルに生まれ変わった。日本での予約受付は2024年9月からスタートする。

「フォルクスワーゲン パサート」は1973年の初代デビュー以来、50年以上の歴史を誇るロングセラーモデル。世界中のマーケットにおいて、フォルクスワーゲン ビートルを超える3400万台以上が販売されてきた。

9世代目にモデルチェンジを果たした新型パサートは、主要マーケットである欧州市場のトレンドを受けて、セダンがラインナップから外されてワゴン専用モデルとなった。プラットフォームには従来の「MQB」アーキテクチャの進化版「MQB evo」アーキテクチャが導入されている。革新的な「MQB evo」アーキテクチャにより、従来のアダプティブシャシーコントロール「DCC」は、セグメント初の2バルブ独立制御式「DCC Pro」へと進化。「DCC Pro」の内部構造は、伸び側/縮み側が独立したオイル回路となっているため、それぞれ別々に減衰力をコントロールする。モータースポーツの世界では同様の技術の採用例があるものの、量産モデルとしては世界初採用の技術となる。

この技術を用いることで、本来相反するダイナミックな走行と快適な乗り心地を高いレベルで両立したといい。「スポーツモード」ではフォルクスワーゲンらしい軽快なハンドリング、「コンフォートモード」では快適なフラットライドを実現したと謳う。

多彩なパワートレインをラインナップ

新型パサートは、48Vマイルドハイブリッド、クリーンディーゼル、プラグインハイブリッドと、多彩なパワートレインを展開する。
新型パサートは、48Vマイルドハイブリッド、クリーンディーゼル、プラグインハイブリッドと、多彩なパワートレインを展開する。

パワートレインは1.5リッター直列4気筒eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)、2.0リッター直列4気筒TDIクリーンディーゼルエンジン(4WD)に加え、従来からEV走行レンジを延伸させたプラグインハイブリッドの「eHybrid」をラインナップする。

48Vマイルドハイブリッドが組み合わせられた1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンは、燃焼プロセスに高効率ミラーサイクルを採用。さらに高度なガソリン用可変ジオメトリターボを導入するなど、省燃費とトルクレスポンスを両立させた最新スペックのパワーユニットとなる。さらに、エンジン制御を最適化し、気筒休止とコースティング時のアイドルストップ時間を拡大した「アクティブシリンダーマネジメントACT」も搭載された。

2200barのコモンレールを用いた2.0リッター直列4気筒ターボディーゼルは、2連式SCR噴射を採用したツインドージング型となり、高いNOx除去能力と優れたレスポンスを実現。日本仕様ではTDIエンジンに、フルタイム4WDシステムの「4MOTION」が組み合わせられる。

「eHybrid」は1.5リッター直列4気筒「eTSI」に低い圧縮比など細かなチューニングを実施し、最新の電気モーターを搭載。システム最高出力150kW(203PS)、最大トルク350Nm(欧州公表値)を発揮し、19.7kWhのリチウムイオンバッテリーにより、EVモードにおいては最大航続距離120km(WLTC)を実現した。

ホイールベースを50mm延長

従来よりボディを拡張し、ひとクラス上のセグメントに相当する4.9m級のボディサイズ得た新型パサート。特に50mm延長されたホイールベースによりリヤシートの居住性が大幅に向上し、多人数乗車でも快適に過ごせるゆとりあるボディサイズとなった。最大1920Lのラゲッジ容量は、日本のステーションワゴンとして最大級となる。

進化した駐車支援システム「Park Assist Plus」は、ステアリング操作だけでなく、アクセルやブレーキも自動操作。新たにメモリー機能が搭載され、駐車スペースの50m手前からの操作を記憶する事ができ、最大5件までメモリー登録が可能となっている。

グレードは「Travel Assist」やレーンキープアシストシステム「Lane Assist」、 レーンチェンジアシストシステム「Side Assist Plus」などの最新の運転支援システムをすべて標準装備とした「Elegance Basic」をエントリーグレードに設定(1.5eTSIのみ)。15インチ大型タッチディスプレイを備えた純正インフォテインメントシステム「Discover Pro」やヘッドアップディスプレイを標準装備した「Elegance」、専用エクステリアを纏い、専用シートや19インチアルミホイールを装着した「R-Line」という3グレードが設定された。

車両本体価格(税込)

パサート eTSI Elegance Basic:価格未定
パサート eTSI Elegance:価格未定
パサート eTSI R-Line:価格未定
パサート TDI 4MOTION Elegance:価格未定
パサート TDI 4MOTION R-Line:価格未定
パサート eHybrid Elegance:価格未定
パサート eHybrid R-Lin:価格未定

【問い合わせ】
フォルクスワーゲン カスタマーセンター
TEL0120-993-199

【関連リンク】
・フォルクスワーゲン ジャパン公式サイト

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…