【スクープ!】 ついに「BMW M3 CS ツーリング」を捕捉

【スクープ!】最強スポーツワゴン「BMW M3 CS ツーリング」は最高出力550PSで2400万円超に?

「3シリーズ ツーリング」の頂点に君臨する「M3 CS ツーリング」のプロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを行った。
「3シリーズ ツーリング」の頂点に君臨する「M3 CS ツーリング」のプロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを行った。
BMWは現在、主力ワゴン「3シリーズ ツーリング」の頂点に君臨する「M3 CS ツーリング」を開発している。そのプロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを行う様子をカメラが捉えた。

BMW M3 CS Touring

ホットワゴンを続けて投入するBMW

BMWはこの「M3 CSツーリング」以外にも、「M5ツーリング」とフェイスリフトを受ける「M3ツーリング」を今年から来年にかけて投入する。
BMWはこの「M3 CS ツーリング」以外にも、「M5 ツーリング」とフェイスリフトを受ける「M3 ツーリング」を今年から来年にかけて投入する。

BMWは2024年から2025年初頭にかけて、3台のホットワゴンを発表する準備を進めている。1台は間もなく登場する「M5 ツーリング」、もう1台はフェイスリフトを受ける「M3 ツーリング」だ。そして3台目は、今回撮影に成功した「M3 CS ツーリング」である。

M3 ツーリングは、セダンのラインナップを踏襲すると見られている。レギュラー仕様から「コンペティション」そして「CS」の後に「GTS」や少量生産のスペシャルモデルも計画されているようだ。

ヘッドライト内部とエアロパーツが進化

標準仕様のM3ツーリングと比べ、エアロパーツなどが強化される模様だ。
標準仕様のM3 ツーリングと比べ、エアロパーツなどが強化される模様だ。

以前に目撃したプロトタイプは、CS専用のグリルバーが露出しており、突き出たフロントスプリッターとコーナーのダイブプレーンが確認できた。今回ニュルブルクリンクに現れた車両は、CSとCSLモデル専用の黄色いLEDデイタイムランニングライトを披露している。

レンズに透明と渦巻き模様の偽装が混在しているため、ライトの外側だけが黄色く見える。だが実際には量産仕様の「M4 CS」と同様に中央にも黄色いLEDがあるはずだ。

そのほか標準仕様のM3 ツーリングと比べてフロントエンド、リヤディフューザー、リヤスポイラーがすべて軽量化される。さらにワゴンボディにシャープな走りを提供すべく、サスペンションの調整も加えられる。ただし、ツーリングにはクーペやセダンのようなCFRP製のルーフは採用されないと予想する。

550PSで約2400万円

M4 CSLが採用した3.0リッター直列6気筒エンジンが搭載され、最高出力は550PSに。
M4 CSLが採用した3.0リッター直列6気筒エンジンが搭載され、最高出力は550PSに。

最近行われたマイナーチェンジでは、標準仕様のM3およびM4の最高出力が510PSから530PSに引き上げられた。M3 CS ツーリングには、M4 CSLで初めて採用された3.0リッター直列6気筒S58エンジンが搭載され、最高出力は550PSに達する見込みだ。

M4 CSLは後輪駆動で6速MTが装備されているが、M3 CS ツーリングは8速ATと「xDrive」全輪駆動システムが採用されると予想する。

BMW 7シリーズにレベル2とレベル3を組み合わせた自動運転システムが、史上初めて導入されることになった。これにより、渋滞中から高速走行までを自動運転でカバーできるようになる。

「BMW 7シリーズ」にレベル2とレベル3の自動運転システム導入「渋滞から高速運転までをカバー」

BMWは、新型「7シリーズ」にレベル2とレベル3を組み合わせた自動運転機能を導入すると発表した。ドイツにおいて「BMWハイウェイ・アシスタント」と「BMWパーソナル・パイロット L3」の併用が可能になり、高速道路における快適性がさらに向上するという。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…