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FORMULA E
日産のオリバー・ローランドが最終戦を制する
7月20〜21日、イギリス・ロンドンでABB FIAフォーミュラE世界選手権最終ラウンド「ロンドンE-Prix」が開催された。ポルシェ・フォーミュラEチームの「ポルシェ99Xエレクトリック」を駆るパスカル・ウェーレインは、21日に行われた第16戦を2位でフィニッシュし、自身初のドライバーズチャンピオンを獲得。ポルシェワークスチームは、チームズランキングでは2位となった。
ロンドンE-Prix第16戦を制したのは日産フォーミュラEチームのオリバー・ローランドで、今シーズン2勝目を挙げた。選手権をリードしていたジャガーTCSレーシングのニック・キャシディは、レース中のトラブルでチャンピオンを目前としながらリタイヤを喫したが、チームタイトルは確保した。
今シーズンの半分となる8勝を挙げたポルシェ
ポルシェのワークスチームは過去最高のシーズン7勝を挙げた。カスタマーチームのアンドレッティ・フォーミュラEの勝利も合わせると、今シーズンの半分となる8勝をポルシェ99Xエレクトリックが占めたことになる。
ウェーレインは、2020年からポルシェに加入し、フォーミュラEに参戦。2016年にニコ・ロズベルグがF1のチャンピオンになって以来のドイツ人シングルシーター世界チャンピオンとなった。参戦5シーズン目のポルシェにとって初のフォーミュラEタイトルとなる。
PHOTO/ポルシェ、日産