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MINI Cooper S JCW Trim
モータースポーツで磨かれてきたJCW
フル電動モデルに続きマーケットに投入された「MINI クーパー S」は、最高出力206PS、最大トルク300Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ツインパワーターボを搭載。0-100km/h加速は6.6秒、サスペンションとダンピングシステムに専用セッティングが導入されている。都市部での移動に最適なコンパクトなボディサイズにシャープなハンドリングを実現した。
MINI 3ドアには個性的な4種類のトリムが用意されており、今回チョイスされたのは「ジョン クーパー ワークス トリム」。MINIが誇るモータースポーツのDNAを感じさせるスポーティな専用ディテールを楽しむことができる。
1960年代にモンテカルロ・ラリーで伝説的な勝利を収めて以来、MINIはサーキットやラリーフィールドでその性能を磨いてきた。正式発表前だが、ハイパフォーマンス仕様の新型「ジョン クーパー ワークス」が、2024年6月に開催されたニュルブルクリンク24時間レースにおいてクラス優勝を達成。ジョン クーパー ワークス トリムは、モータスポーツフィールドで得たフィードバックが投入された、トリムパッケージだと言えるだろう。
前後に専用エクステリアパーツを採用
「ジョン クーパー ワークス トリム」はパフォーマンスに重点を置き、フロントにハイブロスブラックの専用のグリル、リヤバンパーに特徴的なディフューザーを装着。フロントに配置される「John Cooper Works」専用ロゴは、伝統的なレッド・ホワイト・ブラックの配色とターゲットフラッグが、モータースポーツの血統を主張する。
ルーフとミラーキャップのコントラストカラーはブラックをチョイス。「JCW」バッジをあしらったブラックのJCW専用ブレーキキャリパーと、17インチあるいは18インチの専用ホイールが足元を引き締めている。
前席の「JCWスポーツシート」はブラックの合成皮革製となり、ショルダー部分にマルチカラーニットとレッドのアクセントシームの組み合わせ。モータースポーツからインスパイアされたカラーパターンは、ダッシュボードのニットサーフェイスにも導入され、チェッカーフラッグ風のブラックとレッドのJCWトリム専用パターンが施された。
インテリアの「MINIエクスペリエンス・モード」はジョン クーパー ワークスからインスパイアされた「GO-KART」モードを選ぶと、室内照明と高解像度OLEDセンターディスプレイがアンスラサイトレッドに統一される。