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AUDI SQ7
新型Q7は2025年に登場か?
2代目となる現行の「アウディ Q7」は2015年に登場しており、すでに9年が経過している。以前の噂では、今年の1月にマイナーチェンジモデルを発表し、2028年にBEVとして新型がデビューすると言われていた。しかし、2025年にICE搭載の次期型が投入されることが濃厚となっている。
スプリットヘッドライトを採用
今回撮影に成功した「SQ7」と見られるプロトタイプは、ワイドなグリルと幅広いバンパー下のエアインテークなどが現行型のイメージを引き継ぐものとなっている。一方で、LEDデイタイムランニングライトの下にメインライトが配置される、「スプリットヘッドライト」が確認できる。
ボディサイドの注目はドアハンドル。プロトタイプには従来型を想起させるダミーが装着されているが、実際はピラーの根本に配置されるフック型となるようだ。また、大径のブレーキディスクやスタイリッシュなホイールも確認できる。リヤから見えるクワッドエキゾーストパイプも含め、このプロトタイプが高性能仕様であることが想像できる。
キャビン内は、11.9インチのデジタルクラスター、14.5インチのインフォテインメントシステム、10.9インチの助手席ディスプレイなど「Q6 e-tron」と共通するレイアウトが採用される可能性がある。
520PSオーバーで2025年に登場
現行型のパワートレインは、最高出力507PS、最大トルク769Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボエンジン。これを8速ATとクワトロ全輪駆動システムに接続し、0-100km/h加速4.1秒の動力性能を有する。
次期型では、V8をキャリーオーバーするか、ダウンサイジングのV6を積みハイブリッド化されるかが注目される。いずれにしても、最高出力は520PSを超えるはずだ。SQ7次期型のワールドプレミアは、2025年末ごろと予想する。