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MINI Cooper E Classic Trim
最新EVにも息づく初代ミニの遺産
トレッドとホイールベースを拡大したことで、新型「MINI クーパー 3ドア」は、今回の走ったギリシャの石畳のような凹凸のある路面コンディションにおいても安定したドライビングダイナミクスを実現している。また、搭載する最新のフル電動パワートレインは、MINIらしいゴーカートフィーリングも備えている。
エントリーモデルの「MINI クーパー E」は、フロントアクスルに電気モーターを搭載し、最高出力186PS、最大トルク290Nmを発揮。バッテリー容量は40.7kWh、最大航続距離は市街地における使用領域を十分にカバーする305km(WLTP)が確保された。最大75kWの直流充電システムに対応し、30分以内で10%から80%まで充電することが可能となっている。
ギリシャで行われたフォトシューティングには、天才エンジニアのアレック・イシゴニスによって開発された初代「ミニ・クーパー」が登場。サイズやパワートレインは異なるものの、その遺産が最新のフル電動コンパクトにも確かに息づいていることが確認されている。
MINIらしいスタイルを持つクラシックトリム
MINI クーパー 3ドアは、個性的なスタイルを持った4種類のトリムをラインナップ。MIINIが持つアイコニックなルックスとデザインオプションを重視するカスタマーに用意されたのが「クラシックトリム」だ。エクステリアは、グリルサラウンドがハイグロスブラック仕上げとなり、ヴァイブラントシルバーに輝く「MINI」エンブレムと美しい調和を見せる。
ギリシャに持ち込まれたMINI クーパー Eは、エクステリアカラーに太陽をイメージした、サニーサイド・イエローをチョイス。アクセントカラーとしてホワイトルーフと、ホワイトミラーキャップが組み合わせられた。ハイグロスブラックのラジエーターグリル・サラウンドが、EVモデルであることをアピールする。
インテリアはモダンな3Dニットテキスタイルを採用。ダッシュボードとドアにブラックとブルーのツートンカラーニットがあしらわれた。グレーとブラックの2色から選べるべスキン製シートとも美しいコントラストを際立たせる。3本スポークのスポーツステアリングホイールにも、ヴァイブラントシルバーのステッチとアクセントが施されている。