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BMW 7 Series
注目されるフロントエンドのデザイン変更
炎天下のスペインで撮影された「BMW 7シリーズ」のテスト車両には、フルモデルチェンジ並みの厳重なカモフラージュが施されている。マイナーチェンジとは言え、大幅にスタイリングがアップデートされる可能性がある。
現行のG70型がデビューした際には、巨大なグリルとスプリットヘッドライトがBMWファンの間で論争を巻き起こした。このプロトタイプはフロントエンドとリヤエンドが完全に覆われていることから、BMWがデザイン変更を検討していることも考えられる。
テールライトもデザイン変更？
今回入手した情報によると、昨年デビューした新型「5シリーズ」と同様に現行型よりもコンパクトなフロントグリルを装着することになりそうだ。一方、メインヘッドライトと思われるユニットが下方にあることから、スプリットヘッドライトは維持される可能性がある。いずれにしても、現在よりもまとまりのあるデザインに変更されるだろう。
リヤエンドにも完全にカモフラージュが施されている。LEDテールライトも厳重にカバーされているところから、内部グラフィックだけでなく全体の形状も新設計される可能性がある。クワッドエキゾーストパイプの存在は、このプロトタイプがICE駆動であることを示している。だがBEVの「i7」も、ほぼ同じ時期にアップデートされると予想する。
側面では、フラッシュタイプのドアハンドルや大径ホイールなど大部分が現行モデルから引き継がれているようだ。
インフォテインメントシステムは更に進化
インテリアでは、インフォテインメントシステムの改良に重点が置かれるだろう。スクリーンを満載した現行7シリーズにはBMWが現在提供している最高のものが組み込まれているが、常に改善の余地は残されている。このフラッグシップセダンには、2025年に生産開始が予定されている「BMW Panoramic Vision ヘッドアップディスプレイ」が組み込まれるだろう。
現時点ではパワートレインのアップデートに関する情報はないが、改良新型ではマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、完全電動の選択肢がキープされるだろう。G70型「7シリーズ」「i7」は2022年7月にデビューしており、改良新型のワールドプレミアは2026年前半が予想される。
