【スクープ!】 「レクサス IS」の後継とみられる「HZ」に関する情報を入手

レクサス ISが12年ぶりのフルモデルチェンジで「HZ」に?「後継トップグレードはトリプルモーター搭載?」【スクープ!】

「レクサスIS」の後継とみられる「HZ」に関する情報を入手。予想CGを作成した。
「レクサスIS」の後継とみられる「HZ」に関する情報を入手。予想CGを作成した。
レクサスの次世代BEVセダン「HZ」に関する情報を入手、予想CGを作成した。HZは「ジャパンモビリティショー2023」で公開された「LF-ZC」をベースに開発が進められていると言われている。実質的には、「IS」の後継モデルとなる次世代セダンだ。

LEXUS HZ

第4世代ではISからHZに

3代目となる現行の「レクサス IS」は2013年に登場した。
3代目となる現行の「レクサス IS」は2013年に登場した。

初代の「レクサス IS」は、1999年に「トヨタ アルテッツァ」のレクサス版として登場した。第3世代となる現行モデルは2013年に登場。2022年7月には、パフォーマンスモデル「IS 500」(日本では「IS 500 F SPORT Performance」)が投入された。基準車のデビューからはすでに11年が経過しており、第4世代の開発が急務となっている。

予想CG:アグレッシブなフロントエンド

コンセプトモデルをベースに量産化デザインとした「レクサスHZ」の予想CG。
コンセプトモデルをベースに量産化デザインとした「レクサス HZ」の予想CG。

情報をもとに制作した予想CGは、コンセプトモデルをベースに量産化デザインとし、サイドのエアスクープをなくして一体化した。ヘッドライトは、3連プロジェクターおよびターンシグナルランプを内蔵。フロントエンドでは、デュアルLEDライトバーを備える大型エアインテークと、立体感を演出するアンダーグリルラインが特徴となりそうだ。また、サイドミラーはデジタル仕様に変更される。

トリプルモーターでテスラに対抗か?

最上位グレードはトリプルモーターで武装し、「テスラ モデルS Plaid」に対抗することも考えられる。
最上位グレードはトリプルモーターで武装し、「テスラ モデル S Plaid」に対抗することも考えられる(写真は現行のIS)。

ボディサイズは現行ISよりも大きくなると予想する。全長4760mm、全幅1880mm、全高1400mm、ホイールベース2880mmと、実用性が高められるようだ。コクピットは、助手席まで伸びるワイドなインフォテインメントディスプレイを搭載するとともに高度な音声認識技術が導入されそうだ。

現在「HZ300e」「HZ450e」「HZ550e」の商標登録が確認されている。エントリーモデルとみられる300eはシングルモーター、ミドルグレードの450eにはデュアルモーターが搭載されるだろう。最上位グレードの550eにはトリプルモーターの採用も噂されており、「テスラ モデル S Plaid」を意識した超高性能スペックも期待できる。

HZのワールドプレミアは、2025年終盤か2026年前半と予想される。

「トヨタ GR GT3 コンセプト」のロードゴーイングバージョンの開発が進んでいる。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…