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Koenigsegg Jesko Attack
初経験のラグナセカで新記録を樹立
全長3.602kmのラグナセカは、難所のコークスクリューを含む複雑なレイアウトを誇る、アメリカ屈指のテクニカルサーキット。その高低差と高い難易度を誇る低速コーナーの攻略には、正確なハンドリング性能とドライバーによる高度な技術が求められる。
ケーニグセグ創業者兼CEOを務めるクリスチャン・フォン・ケーニグセグの父、ジェスコ・フォン・ケーニグセグに因んで命名されたジュスコは、ケーニグセグが独自開発した5.0リッターV型8気筒ツインターボを搭載。通常のガソリン使用時の最高出力は1297PS、E85バイオエタノール燃料を使用すると、最高出力を1622PSにまで引き上げることができるという。
2024年6月にスウェーデンのオレブロ飛行場で行われた、ジェスコ アブソリュートによる0-400-0km/hタイムアタックに続き、今回のラグナセカでのタイムアタックも、ケーニグセグのテストドライバーを務めるマーカス・ルンドがジェスコ アタックのステアリングを握った。
ジェスコ アタックは、ラグナセカにおいて1分24秒86という、市販ホモロゲーションモデル最速タイムをマーク。この脅威的なタイムを叩き出したルンドは、今回がラグナセカ初挑戦だったという。ケーニグセグ・オートモーティブは、公式YouTubeチャンネルに、タイムアタックを撮影した動画を公開している。