目次
Ferrari Challenge Japan
トロフェオ・ピレリAmのCold Maxが今シーズン初優勝
8月25〜26日の2日間で2レース開催される「フェラーリ・チャレンジ」。33℃という高温の中でスタートしたレース1は、序盤にセーフティーカーが導入されたものの、その後は随所でクリーンなバトルが展開された。20人の参加ドライバーは、上位クラスのトロフェオ・ピレリとエントリークラスのコッパ・シェルに分けられ、さらにそこからエキスパートとアマチュア(Am)に分けられて、都合4クラスが用意される。
トロフェオ・ピレリでは、フェラーリジャパンのスカラシップで2戦目の参戦となるヤングドライバーのYuga Furutaniがポールポジションを獲得。しかし、オープニングラップでマシントラブルによってリタイヤしてしまう。代わりにトップに立ったのは、3位からスタートした2年連続チャンピオンYudai Uchidaだ。それを追う予選2位のRin ARAKAWAはレース中盤にYudai Uchidaに追いつくと、テールトゥノーズのバトルを演じる。しかしファイナルラップまで続いた死闘はYudai Uchidaが勝利し、今シーズン7勝目を挙げた。
トロフェオ・ピレリAmでクラスポールポジションを獲得したのはクラスチャンピオンを決定しているAkita。しかしレースでは予選3位のCold Maxが抜群のスタートを決めて、1周目でトップに立つと冷静なペースでリードを保ち、嬉しい今シーズン初優勝を遂げた。
コッパ・シェルのYasutaka Shirasakiがチャンピオンを獲得
コッパ・シェルの予選は、今シーズン8レース中5勝を挙げ、クラスチャンピオンを目前としているYasutaka Shirasaki。なんとトロフェオ・ピレリ Amクラスを上回る、総合4位につける速さをみせてクラスポールポジションを獲得。レースでクラス優勝はもちろん、総合でも4位に入る大健闘を見せてクラスチャンピオンを確定した。
今回最多となる8台がエントリーしたコッパ・シェル Am。予選ではRyutaro Saitoが初のクラスポールポジションを獲得。ポイントリーダーのMasafumi Hiwatashiは3位スタートだ。レースではオープニングラップにMasafumi Hiwatashiがクラストップに立つが、中盤の9周目にRyutaro Saitoが首位に立つと、徐々にリードを広げて初めてのクラスポールトゥウインを飾った。