【フェラーリ・チャレンジ】岡山国際サーキットでレース2開催

「488 チャレンジ Evo」ワンメイク最終ラウンドのレース2が岡山国際サーキットで開催【フェラーリ・チャレンジ】【動画】

トロフェオ・ピレリクラスで優勝したYuga Furutani(手前)。2位で追い上げるRin Arakawaを寄せ付けなかった。
トロフェオ・ピレリクラスで優勝したYuga Furutani(手前)。2位で追い上げるRin Arakawaを寄せ付けなかった。
来年から「296 チャレンジ」が導入されるフェラーリ・チャレンジ・ジャパンは、正真正銘、岡山国際サーキットでのラウンド5が最後の「488 チャレンジ Evo」ワンメイクレースとなる。今シーズン最終戦となるレース2は、トロフェオ・ピレリの若武者Yuga Furutaniが完全制覇。コッパ・シェル AmのMasafumi Hiwatashiが4位入賞でチャンピオンを獲得した。

Ferrari Challenge Japan

Yuga Furutaniが3勝目

フェラーリ・チャレンジ・ジャパンの2024年最終ラウンドとなる岡山国際サーキット。「488 チャレンジ Evo」のワンメイクレースとしては最後となるレース2に前日同様20台が参加した。

20人の参加ドライバーは、上位クラスのトロフェオ・ピレリとエントリークラスのコッパ・シェルに分けられ、さらにそこからエキスパートとアマチュア(Am)に分けられて、都合4クラスが用意される。前日同様に今日も30℃という高温の中でスタートしたレースは、見応えのある19周の激闘となった。

トロフェオ・ピレリは2年連続チャンピオンのYudai Uchidaがポールポジションを獲得し、前日のレース1からの連勝を目指す。だがレースでは予選2位からスタートしたフェラーリジャパンのスカラシップで参戦する若武者Yuga Furutaniが1コーナーを制してトップに立ち、その後じわじわとリードを拡大していく。Yudai Uchidaはその後9周目にサスペンショントラブルでリタイヤを喫する。Yuga Furutaniは2位で追い上げるRin Arakawaを寄せ付けず、ラウンド1鈴鹿で獲得した2勝に続く3勝目を手にした。

Masafumi Hiwatashiがコッパ・シェル Amクラスチャンピオン獲得

コッパ・シェルAmでクラスチャンピオンを獲得したMasafumi Hiwatashi(右手前)。

トロフェオ・ピレリ Amのクラスチャンピオンを決定しているAkitaがクラスポールポジションを獲得。レースではスタート直後からAkitaと予選2位のMotohiko Isozakiがテールトゥノーズのバトルが展開される。しかし6周目にAkitaがタイヤ交換のためにピットインしたことでMotohiko Isozakiがトップに立ち、2位のCold Maxの追い上げを振り切って、富士スピードウェイのラウンド2レース1以来の今シーズン2勝目を挙げた。

前日のレース1でポールトゥウィンを達成して、コッパ・シェルのクラスチャンピオンに輝いたYasutaka Shirasakiがポール・トゥ・ウィンでクラス優勝を達成。総合でも3位に入る速さを見せた。一方のコッパ・シェル Amは逆転チャンピオンを狙うRyutaro Saitoが予選2位。クラスチャンピオンまであとわずかのMasafumi Hiwatashiは予選4位から追い上げを誓う。レースはRyutaro Saitoが2連勝を飾るも、Masafumi Hiwatashiが4位に入りクラスチャンピオンを獲得した。

488 チャレンジ Evoによるワンメイクとして、今シーズンの締めくくりのフィナーリ・モンディアーリが10月16〜20日にイタリアのイモラ・サーキットで開催される。

フェラーリ・チャレンジ・ジャパン・ラウンド5 岡山国際サーキット レース2を動画でチェック!

総合でも4位に入る大健闘を見せてクラスチャンピオンを確定したYasutaka Shirasaki。

岡山国際サーキットで今年の日本戦最終ラウンドのレース1が開催【フェラーリ・チャレンジ】【動画】

8月25日、2024年シーズンのフェラーリ・チャレンジ・ジャパン最終ラウンドが灼熱の岡山国際サーキットで開催された。土日で2レース開催されるが、土曜のレース1には20台の488チャレンジEvoが参加。見応えのある19周のレースを展開した。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…