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Ferrari Challenge Japan
Yuga Furutaniが3勝目
フェラーリ・チャレンジ・ジャパンの2024年最終ラウンドとなる岡山国際サーキット。「488 チャレンジ Evo」のワンメイクレースとしては最後となるレース2に前日同様20台が参加した。
20人の参加ドライバーは、上位クラスのトロフェオ・ピレリとエントリークラスのコッパ・シェルに分けられ、さらにそこからエキスパートとアマチュア(Am)に分けられて、都合4クラスが用意される。前日同様に今日も30℃という高温の中でスタートしたレースは、見応えのある19周の激闘となった。
トロフェオ・ピレリは2年連続チャンピオンのYudai Uchidaがポールポジションを獲得し、前日のレース1からの連勝を目指す。だがレースでは予選2位からスタートしたフェラーリジャパンのスカラシップで参戦する若武者Yuga Furutaniが1コーナーを制してトップに立ち、その後じわじわとリードを拡大していく。Yudai Uchidaはその後9周目にサスペンショントラブルでリタイヤを喫する。Yuga Furutaniは2位で追い上げるRin Arakawaを寄せ付けず、ラウンド1鈴鹿で獲得した2勝に続く3勝目を手にした。
Masafumi Hiwatashiがコッパ・シェル Amクラスチャンピオン獲得
トロフェオ・ピレリ Amのクラスチャンピオンを決定しているAkitaがクラスポールポジションを獲得。レースではスタート直後からAkitaと予選2位のMotohiko Isozakiがテールトゥノーズのバトルが展開される。しかし6周目にAkitaがタイヤ交換のためにピットインしたことでMotohiko Isozakiがトップに立ち、2位のCold Maxの追い上げを振り切って、富士スピードウェイのラウンド2レース1以来の今シーズン2勝目を挙げた。
前日のレース1でポールトゥウィンを達成して、コッパ・シェルのクラスチャンピオンに輝いたYasutaka Shirasakiがポール・トゥ・ウィンでクラス優勝を達成。総合でも3位に入る速さを見せた。一方のコッパ・シェル Amは逆転チャンピオンを狙うRyutaro Saitoが予選2位。クラスチャンピオンまであとわずかのMasafumi Hiwatashiは予選4位から追い上げを誓う。レースはRyutaro Saitoが2連勝を飾るも、Masafumi Hiwatashiが4位に入りクラスチャンピオンを獲得した。
488 チャレンジ Evoによるワンメイクとして、今シーズンの締めくくりのフィナーリ・モンディアーリが10月16〜20日にイタリアのイモラ・サーキットで開催される。