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BMW M2 CS
500PSを余裕で超えるパワートレイン
新型の「BMW M2 CS」は最高出力が525〜535PS程度で登場すると噂され、先代モデルの450PSから大幅なパワーアップとなる。おそらくRWDで、8速ATが組み合わされるだろう。とはいえ昨今のMT回帰の状況もあるので、MTの選択肢も用意される可能性はありそうだ。
エアロパーツや足まわりを強化
撮影に成功したプロトタイプのフロントエンドを見ると、給気口を備えたヘッドライトが装備されているのがわかる。バンパーには複雑な形状のエアインテークがいくつも配置されているほか、下部にはスプリッターが見える。
足元には、大径ホイールにブルーの「M」ブレーキキャリパーを装着している。リヤを見ると、元祖CSの「E9」からインスピレーションを得たダックテールスポイラーとクワッドエキゾーストパイプも確認できる。ルーフにはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が使用されるだろう。
生産期間はわずか11ヵ月
生産は2025年の8月に開始されるが、2026年7月には終了する計画だといわれている。したがって、BMW M2 CSはかなり希少モデルとなりそうだ。アメリカ市場における価格は先代の8万3600ドル(約1220万円)を超え、1万ドル(約1450万円)以上に設定されるのが濃厚だ。完売後はプレミアがついてさらに高騰するだろう。