【WEC】第6戦COTA予選でフェラーリがフロントロウを独占

WEC第6戦ローンスター・ル・マンで「フェラーリ 499P」が圧巻の速さでポールポジション奪取【動画】

WEC第6戦「ローンスター・ル・マン」の予選においてポールポジションを獲得した、フェラーリ 499P 51号車。
WEC第6戦「ローンスター・ル・マン」の予選においてポールポジションを獲得した、フェラーリ 499P 51号車。
2024年8月31日、アメリカ・テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で、FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦ローンスター・ル・マンの予選とハイパーポールが実施され、フェラーリAFコルセの「フェラーリ 499P」51号車がポールポジションを獲得。2番手にもAFコルセの83号車499Pが入り、フェラーリがフロントロウを独占した。

Ferrari 499P

厳しいコンディションで499Pが快走

気温33℃、路面温度が50℃を超える厳しいコンディションにおいて、予選とハイパーポールにおいてフェラーリ 499Pが素晴らしいスピードを披露した。
気温33℃、路面温度が50℃を超える厳しいコンディションとなった予選において、フェラーリ 499Pが素晴らしいスピードを披露した。

気温33℃、路面温度53℃にまで上昇する厳しいコンディションなか、WEC第6戦ローンスター・ル・マンは、8月31日に予選とハイパーポールを実施。公式予選において、フェラーリAFコルセの「フェラーリ 499P」51号車(アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、アントニオ・ジョヴィナッツィ)が1分50秒734を叩き出し、トップに立った。

さらに、フェラーリAFコルセの50号車(アントニオ・フォコ、ミゲル・モリーナ、ニクラス・ニールセン)が1分51秒059の2番手タイム、AFコルセの83号車(ロバート・クビサ、ロバート・シュワルツマン、イーフェイ・イエ)が1分51秒233の4番手タイムをマークし、3台の499Pがトップ10グリッドを決めるハイパーポールに進出した。

続いて行われたハイパーポールにおいて、ジョヴィナッツィがドライブした51号車が1分50秒390を叩き出し、ポールポジションを獲得。83号車のステアリンを握ったクビサが1分50秒667の2番手タイムで続き、フェラーリ 499Pが決勝レースに向けてフロントロウを独占。一方、50号車は1分50秒751で4番手につけた。

シーズン2度目のポールポジション

今シーズン、ここまで厳しい戦いを強いられてきた51号車がポールポジションを獲得。ポールを決めたジョヴィナッツィは、喜びを爆発させた。
今シーズン、ここまで厳しい戦いを強いられてきた51号車がポールポジションを獲得。ポールを決めたジョヴィナッツィ(中央)は、喜びを爆発させた。

フェラーリのポールポジション獲得は、第2戦イモラ6時間以来、シーズン2度目。ポールポジションを決めたジョヴィナッツィは、次のように予選とハイパーポールを振り返った。

「私たちは2023年シーズンのスパ6時間でポールポジションを逃し、すごく悔しい思いをしています。フリープラクティスからずっと、強い決意で臨んできました。今日のハイパーポールでも高いモチベーションを維持できたことが、本当に大きかったと感じています。あらためてチーム全員とチームメイトに心から感謝したいです。決勝は6時間の厳しいレースが待っていますが、素晴らしい結果を目指して挑みます」

50号車のアタックを担当したフォコは、4番手グリッドから決勝レースでの挽回を狙う。

「ハイパーポールは予選よりも難しい展開になりました。ただ、サーキット・オブ・ジ・アメリカズは499Pとの相性がとても良いと感じています。自信を持って決勝に挑むことができそうです。6時間レースは長く、コンディションはレース中に大きく変化する可能性があります。とにかくしっかりと集中し、ベストを尽くします」

WEC第6戦ローン・スター・ル・マンのハイパーポールを動画でチェック!

サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される、WEC第6戦「ローン・スター・ル・マン」に3台のフェラーリ 499Pが参戦する。

WEC唯一のアメリカ戦「ローン・スター・ル・マン」でル・マン24時間以来の2勝目を狙う「フェラーリ 499P」

8月30日~9月1日、FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦「ローン・スター・ル・マン」が、アメリカ・テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催される。F1グランプリも開催される唯一のアメリカラウンドに向けて、フェラーリ 499Pをドライブするワークスドライバーが意気込みを語った。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…