目次
Bentley Blower Jnr
2名乗車が可能なミニチュアEV
ミニチュアEVを開発・製造するヘドリー・スタジオ(旧リトルカー・カンパニー)は、オリジナルのベントレー「No.2」ブロワーを、85%スケールで再現した「ベントレー ブロワー ジュニア」をリリース。ハンドメイドで製造される電動リトルカーは、最高出力15kW(20PS)を発揮する48V電動パワートレインを搭載する。
2023年のモントレー・カーウィークにおいて初公開後、ベントレー ブロワー ジュニアは、初期限定仕様の「ファーストエディション」を発売。2024年のモントレー・カーウィークでは、自由なカスタマイズが可能なコンフィギュレーション仕様の導入がアナウンスされた。
モントレー・カーウィークでは、オールドイングリッシュホワイトのエクステリアと、クリケットボール・レザーインテリアで仕上げられたベントレー ブロワー ジュニア「ホワイト・パック(The White Pack)」が展示されている。
250台が限定販売されるコンフィギュレーション仕様は、新たに導入されたオンライン・コンフィギュレーターを介して、自分だけの仕様を作り上げることができる。エクステリアカラーやインテリアカラーはもちろん、レーシングナンバーや国旗などを加えることも可能となっている。
6種類のデザインパックをラインナップ
ヘドリー・スタジオのベントレー ブロワー ジュニア用コンフィギュレーターには、ベントレーの歴史をリスペクトした、6つの厳選されたデザインパックも用意された。
例えば「ブルー・パック(The Blue Pack)」は、1930年にウルフ・ヴァルナートがコート・ダジュール~カレー間で、特急列車のトラン・ブルーと競った「ベントレー スピード6」をイメージ。同様に「グレー・パーク(The Grey Pack)」は、1929年と1930年のル・マン24時間レースで勝利を収めた、スピード6をオマージュしている。
限定99台の「ファースト・エディション」がソールドアウトし、ベントレー ブロワー ジュニアの総販売台数は全世界で合計349台を達成、コンフィギュレーション仕様は250台が限定販売される。ヘドリー・スタジオののベン・ヘドリーCEOは、コンフィギュレーション仕様について、次のように説明を加えた。
「ファースト・エディションが完売した今、ベントレー ブロワー ジュニアのコンフィギュレーション仕様を発表できたことを嬉しく思います。オンライン・コンフィギュレーターを介して、自由にカスタマイズすることで、お客様はベントレーの偉大な歴史の一部を体験することができるのです」
「6種類のデザインパックは、ベントレーによる偉大な瞬間を讃える、独自のストーリーと実績が刻まれています。今回、この素晴らしい仕様をモントレー・カーウィークで発表できたことを嬉しく思います」
【関連リンク】
・ベントレー ブロワー ジュニア公式サイト