【モントレー・カーウィーク】「ベントレー ブロワー ジュニア」に6種類のデザインパックを追加

公道走行可能なミニ電動ベントレー「ブロワー ジュニア」に自由な内外装を楽しめる限定仕様登場【動画】

「ベントレー ブロワー ジュニア」に、内外装を自由に組み合わせられる「コンフィギュレーション」仕様が登場した。
「ベントレー ブロワー ジュニア」に、内外装を自由に組み合わせられる「コンフィギュレーション」仕様が登場した。
英国のヘドリー・スタジオ(Hedley Studios)と、ベントレーのヘリテージコレクションが共同開発した「ベントレー ブロワー ジュニア」に、独自のパーソナライゼーションが可能な、コンフィギュレーション仕様が250台限定で登場した。コンフィギュレーション仕様には、ベントレーのヒストリーをイメージした6種類のデザインパックをラインナップする。

Bentley Blower Jnr

2名乗車が可能なミニチュアEV

ヘドリー・スタジオがベントレーと共同開発した、ベントレー ブロワー ジュニア。写真中央は、今年のモントレー・カーウィークで展示された、コンフィギュレーション仕様の「ホワイト・パック」。
ヘドリー・スタジオがベントレーと共同開発した、ベントレー ブロワー ジュニア。写真中央は、今年のモントレー・カーウィークで展示された、コンフィギュレーション仕様の「ホワイト・パック」。

ミニチュアEVを開発・製造するヘドリー・スタジオ(旧リトルカー・カンパニー)は、オリジナルのベントレー「No.2」ブロワーを、85%スケールで再現した「ベントレー ブロワー ジュニア」をリリース。ハンドメイドで製造される電動リトルカーは、最高出力15kW(20PS)を発揮する48V電動パワートレインを搭載する。

2023年のモントレー・カーウィークにおいて初公開後、ベントレー ブロワー ジュニアは、初期限定仕様の「ファーストエディション」を発売。2024年のモントレー・カーウィークでは、自由なカスタマイズが可能なコンフィギュレーション仕様の導入がアナウンスされた。

モントレー・カーウィークでは、オールドイングリッシュホワイトのエクステリアと、クリケットボール・レザーインテリアで仕上げられたベントレー ブロワー ジュニア「ホワイト・パック(The White Pack)」が展示されている。

250台が限定販売されるコンフィギュレーション仕様は、新たに導入されたオンライン・コンフィギュレーターを介して、自分だけの仕様を作り上げることができる。エクステリアカラーやインテリアカラーはもちろん、レーシングナンバーや国旗などを加えることも可能となっている。

6種類のデザインパックをラインナップ

「ベントレー ブロワー ジュニア」のコンフィギュレーション仕様に用意された、デザインパック。
ヘドリー・スタジオは、コンフィギュレーターを使った独自仕様のベースとなる、4種類のデザインパックも用意された。写真は1930年のトラン・ブルーとの競争仕様をイメージした「ブルー・パック」。

ヘドリー・スタジオのベントレー ブロワー ジュニア用コンフィギュレーターには、ベントレーの歴史をリスペクトした、6つの厳選されたデザインパックも用意された。

例えば「ブルー・パック(The Blue Pack)」は、1930年にウルフ・ヴァルナートがコート・ダジュール~カレー間で、特急列車のトラン・ブルーと競った「ベントレー スピード6」をイメージ。同様に「グレー・パーク(The Grey Pack)」は、1929年と1930年のル・マン24時間レースで勝利を収めた、スピード6をオマージュしている。

限定99台の「ファースト・エディション」がソールドアウトし、ベントレー ブロワー ジュニアの総販売台数は全世界で合計349台を達成、コンフィギュレーション仕様は250台が限定販売される。ヘドリー・スタジオののベン・ヘドリーCEOは、コンフィギュレーション仕様について、次のように説明を加えた。

「ファースト・エディションが完売した今、ベントレー ブロワー ジュニアのコンフィギュレーション仕様を発表できたことを嬉しく思います。オンライン・コンフィギュレーターを介して、自由にカスタマイズすることで、お客様はベントレーの偉大な歴史の一部を体験することができるのです」

「6種類のデザインパックは、ベントレーによる偉大な瞬間を讃える、独自のストーリーと実績が刻まれています。今回、この素晴らしい仕様をモントレー・カーウィークで発表できたことを嬉しく思います」

【関連リンク】
・ベントレー ブロワー ジュニア公式サイト

ベントレー ブロワー ジュニアを動画でチェック!

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ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…