目次
AUDI Q3
エクステリアは「ベイビーQ7」
完全に新設計された「アウディ Q3」は、丸みを帯びたメッシュグリルを備えた曲線的なフロントエンドを採用している。大きなメッシュグリルの両側に配置されているスプリットヘッドライトも、かなり細かい造形まで確認できる。
サイドでは、柔らかい曲線とシャープなラインが混在するキャビンが印象的だ。リヤクォーターウインドウが現行モデルよりも大型化されていることから、ボディサイズが拡大された可能性が高い。足回りには赤いブレーキキャリパーが見えるため、このプロトタイプは「S」または「RS」モデルの可能性がある。
リアセクションでは、スポーティーなDピラーや膨らみを持ったホイールアーチが確認できる。テールライトはスリムな逆L字デザインへ刷新されていることもわかる。バンパーに排気管が見えるため、ICE搭載モデルであることは間違いない。全体的イメージは「ベイビーQ7」と言ったところだ。
インテリアはアウディの最新仕様に刷新
キャビン内は、「A5」や「Q6 e-tron」といったアウディの新しいモデルと共通の意匠が採用されるだろう。11.9インチのデジタルインストゥルメントクラスターと14.5インチのインフォテインメントシステムが装備され、オプションの10.9インチ助手席ディスプレイが用意される可能性もあるだろう。
PHEVは100kmのEV走行が可能
パワーユニットは一部のグレードで「フォルクスワーゲン ティグアン」と共有すると思われる。最高出力150PSの1.5リッター直4ガソリンターボ+マイルドハイブリッドや、272PSの1.5リッター TSI Evo2にモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムなどが予想される。PHEV仕様は18.5 kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、EV走行可能距離は100kmが期待される。新型アウディQ3のワールドプレミアは2024年内とみられている。