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AUDI Q5 Sportback
フロント周りはより洗練された印象に
プロトタイプのフロントエンドには、スリム化された八角形のシングルフレームグリルと先進的なイメージのヘッドライトが確認できる。フロントバンパー下のエアインテークは上下幅を厚めにとっており、フロントタイヤ前のインテークはフィンを備える縦基調のデザインが施されている。
リヤはクーペらしさを演出
テールライトはアウディの第2世代デジタルOLEDテクノロジーを備えた、洗練されたものを採用しているだろう。細いLEDライトバーが左右を結び、スポーツバックのワイドなデザインを演出しそうだ。リヤウィンドウにはきつめの傾斜がつけられており、クーペらしいダイナミックな外観を与えている。通常のQ5との差別化のため、バンパーとホイールはスポーツバック専用デザインとなるようだ。
コクピットはアウディの最新仕様に
インテリアは、物理スイッチをさらに削減してデジタル化が進められるだろう。11.9インチのOLEDアウディバーチャルコクピット、14.5インチのOLED MMIタッチディスプレイ、オプションの10.9インチMMIパッセンジャータッチディスプレイを備えたアウディ最新のデジタルコクピットで登場すると予想する。速度、ADAS情報、ナビゲーション表示、メディアデータを投影する、新設計のヘッドアップディスプレイも用意される可能性がある。
直4とV6にマイルドハイブリッドの組合せか
フロントウインドウに高電圧注意のステッカーが貼られていることから、このプロトタイプのパワートレインはプラグインハイブリッドであると考えられる。パワーユニットは、最高出力190PSを発揮する2.0リッター直4ターボ+マイルドハイブリッドが予想される。高性能モデルの「SQ5」には、「S5」と同じ3.0 リッターV6エンジンにマイルドハイブリッド システムが組み合わされたユニットが搭載され、約370PSを発揮するだろう。
PPCプラットフォームで大幅にアップデート
次期型では新開発の「PPC」(Premium Platform Combustion)アーキテクチャーを採用して大幅にデザインが変更される。また、ADAS(先進運転支援システム)も充実するとみられる。レーンキープアシストやACC(アダプティブクルーズコントロール)、ブレーキアシスト、交通標識認識などに加え、衛星ナビゲーションを活用したコーナーリングスピードコントロールも導入されることが考えられる。
Q5スポーツバックのワールドプレミアは、今後数週間以内に行われる可能性もありそうだ。