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TOYOTA GR Corolla GRMN
チューニングが加えられたエンジン
ニュルブルクリンクで捉えた「トヨタ GRカローラ GRMN」のプロトタイプは、これまでスクープされたモデルと一見すると同じように見える。しかしよく見ると、フロントフェンダー上部に「ポルシェ 911 GT3 RS」を彷彿させるフェンダーベントがあるのがわかる。これが、2本の水平ストリップを備えた大型のサイドベントと接続しているだろう。
ボンネットには、2つの黒いインテークの下に3つめの吸気口を備えている。このことから、1.6リッター直列3気筒ターボエンジンに新しいチューニングが施された可能性が高い。
足まわりもさらに強化
フェンダーは通常よりも幅が広く見えるため、量産モデルではトレッドが拡大される可能性がある。さらに軽量ホイールを履いており、赤いキャリパーを備えた高性能ブレーキシステムが装着されていたとの情報も入手した。
軽量化とダウンフォースの増加
カーボンファイバー製と思われる黒いルーフと大型のリアウイングも確認できる。ウイングはGRカローラの「サーキットエディション」に似ているが、カメラマンによれば「より大型化されているように見えた」とのことだ。新設計のフロントフェンダーベントと合わせ、全体的なダウンフォースが増加しているはずだ。
トヨタは現在、GRMNヤリスのアップデート版やGRMNスープラの開発テストも行っている。2025年以降、新型GRMNのラッシュとなりそうだ。
