目次
RANGE ROVER Velar
エクステリアはスポーティかつアグレッシブ
「レンジローバー ヴェラール」の後継モデルはスポーティーなシルエットで登場することが期待されている。同ブランドが現在開発を進めている「レンジローバー」エレクトリックよりも大きな変化を遂げそうだ。プロトタイプはボディを完全にカモフラージュしているが、現行型よりもアグレッシブな印象を受ける。フロントエンドにはサイドに伸びるヘッドライトを装備しているようだ。中央、両サイド、下部には大型のエアインテークがあるように見えるが、実際はクローズされている可能性もある。
ルーフラインからリヤにかけての造形に注目
サイドを捉えた写真からは、流線型のボディワークやフラッシュマウントのドアハンドルが確認できる。最大の注目はDピラー以降だ。偽装によってルーフラインが隠されているが、ランドローバー/レンジローバーとしては「これまでにない傾斜したルーフライン」になるようだとの情報が入っている。
リヤエンドでも、ナンバープレートの装着位置がリフトゲートからバンパーに移動されるなど、大きな変更が行われているようだ。リヤウィンドウの一部も見えるが、これはダミーの可能性が高い。急勾配のルーフラインと相まって、完全な新設計が施されるだろう。
次世代電動プラットフォームEMAを採用
ヴェラールの後継モデルとなるEVには、次世代の電動モジュラーアーキテクチャー「EMA」が採用される。なお、「ディスカバリー スポーツ」後継モデルのEVバージョンもEMAを使用する予定のようだ。ジャガー・ランドローバーはヘイルウッド工場をEVの生産拠点にすることを発表しており、これらのモデルも英国リバプール郊外で製造されることになるだろう。ヴェラールEVの発売は2025年中に計画されている。