「ロータス エミーラ」2025年モデルの価格とラインナップを発表

「ロータス エミーラ」2025年モデルを日本導入「ターボ」「ターボ SE」に加えて「V6」の発売も予定

2022年の発表以来、「ファースト・エディション」が販売されてきたロータス エミーラ。2025年モデルから新たなラインナップが導入される。
2022年の発表以来、「ファースト・エディション」が販売されてきたロータス エミーラ。2025年モデルから新たなラインナップが導入される。
ロータス・カーズは、「エミーラ」の2025年モデルを発表し、2024年10月1日から日本における販売を開始した。まず2.0リッター直4ターボを搭載する「エミーラ ターボ」「エミーラ ターボ SE」が先行導入。「エミーラ V6」の受注開始時期や価格については、2024年第4四半期中の発表を予定している。

Lotus Emira MY25

より魅力的なラインナップを導入

ラインナップ唯一の内燃機関搭載モデル、「ロータス エミーラ」の2025年モデル。
「ファースト・エディション」に代わり、新たに「エミーラ ターボ」「エミーラ ターボ SE」「エミーラ V6」というラインナップを導入。日本市場では、まず「エミーラ ターボ」と「エミーラ ターボ SE」が先行販売される。

「ロータス エミーラ」の2025年モデルは、エミーラらしい印象的なエクステリア、乗り心地と極上のハンドリングをブレンドしたスリリングなドライビングパフォーマンス、そして卓越したエアロダイナミクスなどの特性をベースに、デザインと性能レベルがさらに高められた。

2022年の発表以来販売されてきた「エミーラ ファースト・エディション」と「エミーラ V6 ファースト・エディション」に代わり、2025年モデルから「エミーラ ターボ」「エミーラ ターボ SE」「エミーラ V6」というラインナップが導入される。

エミーラ V6は、3.5リッターV型6気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、6速MTとパドル付き6速ATから選択可能。エミーラ ターボとエミーラ ターボ SEは、2.0リッター直列4気筒可変ジオメトリーターボエンジンに、8速DCT(デュアルクラッチ・トランスミッション)が組み合わせられる。

ロータス・カーズのアジア太平洋・中東・アフリカ担当プレジデント兼CEOを務めるダン・バルマーは、2025年モデルのエミーラについて次のようにコメントした。

「2025年モデルのエミーラは、ロータスが誇るブランドDNAとドライビングダイナミクスはそのままに、より幅広いカスタマーのニーズに対応するため、ラインナップを拡充しました。これまでの魅力を維持しながら、より幅広いニーズに応えることができると考えています」

3種類のパワーユニットを展開

ラインナップ唯一の内燃機関搭載モデル、「ロータス エミーラ」の2025年モデル。
「エミーラ ターボ」と「エミーラ ターボ SE」は、最高出力が異なる2.0リッター直列4気筒可変ジオメトリーターボエンジンを搭載。遅れて導入される「エミーラ V6」には、3.5リッターV型6気筒スーパーチャージャーエンジンが奢られる。

「エミーラ ターボ」は、最高出力360PSを発揮する2.0リッター直列4気筒可変ジオメトリーターボエンジンを搭載。シングルピース・ブレーキなどのコアパフォーマンス装備に加えて、新たなデザイン装備が数多く導入された。

新デザイングロスシルバー20インチ10スポーク軽量鋳造アロイホイール、エミーラ ターボ専用ブランディング、新形状のフットペダル、新デザインのインテリアテクニカルファブリックヘッドライナーを標準装備。これ以外にも「ビビッドレッド」ペイント、ブラックブレーキキャリパー、ブラックレザーインテリア、12ウェイ電動シート、ツーリングサスペンションセッティングなどが奢られる。

「エミーラ ターボ SE」は、エミーラ ターボから、最高出力が40PS、最大トルクが50Nmも向上。最高速度も19km/hアップした291km/h、0-100km/h加速は4.0秒に達する。スポーツサスペンションセッティング、アップレートクロスドリルド&ベンチレーテッド2ピースブレーキディスク、ローンチコントロールを含む「ロータス・ドライバーズ・パック」が標準装備される。

デザインに関しては、ジンクグレー・ペイント、アルカンターラヘッドライナー、レッドブレーキキャリパー、専用バッジ、新デザインのブラックロータスブランディング、ブラックロータスバッジ、新デザインの20インチVスポーク鍛造サテングレーホイールなどが標準装備となる。

「エミーラ V6」は、クロスドリルド&ベンチレーテッド2ピースブレーキディスク、ツーリングサスペンション、MT車用LSDなどのパフォーマンス装備を導入。ヘッドライニング、Aピラー、キャントレールにはブラックの専用テクニカルファブリックが採用されており、ここにロータスの新たなブランドロゴが配される。

車両本体価格(税込)

ロータス エミーラ ターボ:1742万4000円
ロータス エミーラ ターボ SE:1804万円

【関連リンク】
・ロータス・カーズ公式サイト

ロータス・エミーラV6(左)と直4(右)。

ロータス最後の内燃エンジンモデル「エミーラ」のV6モデルと直4モデルの違いを比較試乗で解明

V6デビューの半年後に発表された「ロータス エミーラ」の2.0リッター4気筒バージョンがついに日本に上陸した。この2台、スペックだけを比較するならば最高出力で40PS、最大トルクは同じ、車重は53kg、価格は88万円違うだけである。さらに内外装はごく細かな部分以外まったく共通ときた。ロータスはなぜエミーラに2種類のモデルを用意したのか? 早速確認へ連れ出した。(GENROQ 2024年10月号より転載・再構成)

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