限定10台の「アウディ RS 6 アバント GT」オンライン抽選販売

最高出力630PSを誇るフラッグシップワゴン「アウディ RS 6 アバント GT」を日本導入「限定10台」【動画】

世界限定660台のみが製造されるフラッグシップワゴン「アウディ RS 6 アバント GT」が、10台限定で日本に導入される。写真はオンライン抽選販売される「クロノスグレーメタリック」仕様。
世界限定660台のみが製造されるフラッグシップワゴン「アウディ RS 6 アバント GT」が、10台限定で日本に導入される。写真はオンライン抽選販売される「クロノスグレーメタリック」仕様。
アウディ ジャパンは、究極のハイパフォーマンスワゴン「RS 6 アバント GT」の日本導入を発表した。日本には限定10台(ミトスブラックメタリック5台、クロノスグレーメタリック5台)が導入され、クロノスグレーメタリックの5台が先行オンライン抽選販売される。ミトスブラックメタリックの5台については、今秋以降、正規販売店を通じて販売される予定だ。

Audi RS 6 Avant GT

10月16日までの期間抽選を実施

レーシングカー「90 クワトロ IMSA GTO」のオマージュとして製作された「RS 6 GTO コンセプト」を製品化した「RS 6 アバント GT」。今回、日本に導入される10台のうち5台が、10月16日までの日程でオンライン抽選販売される。
レーシングカー「90 クワトロ IMSA GTO」のオマージュとして製作された「RS 6 GTO コンセプト」を製品化した「RS 6 アバント GT」。今回、日本に導入される10台のうち5台が、10月16日までの日程でオンライン抽選販売される。

限定モデル「アウディ RS 6 アバント GT」のアイデアは、2020年に「quattro誕生40周年」を記念した、ネッカーズルム工場の研修生グループによるプロジェクト「RS 6 GTO コンセプト」へと遡る。

アウディの各部門で働いていた12名の研修生が、アウディデザインのサポートを受けて、6ヵ月間のプロジェクトを完遂。1989年にデビューした伝説的なレーシングカー「90 クワトロ IMSA GTO」からインスピレーションを得て「RS 6 GTO コンセプト」を製作した。

今回の限定モデル「RS 6 アバント GT」は、このRS 6 GTO conceptを進化させた、世界限定660台のRS 6 アバントのトップ・オブ・トップモデルとなる。日本にはそのうちの10台が導入され、クロノスグレーメタリックを纏った5台が、オンラインで先行抽選販売される。

オンライン販売期間は2024年10月3日午前11時から、10月16日午前10時まで。「RS 6 アバント GT」特設サイトから、抽選への参加を行うことができる。抽選結果は10月18日、当選者に当選通知がEメールで送られる予定だ。

最高出力630PS・最大トルク850Nmを発揮

搭載される4.0リッターV型8気筒TFSIツインターボエンジンは、最高出力630PSを発揮し、0-100km/h加速は3.3秒を誇る。
搭載される4.0リッターV型8気筒TFSIツインターボエンジンは、最高出力630PSを発揮し、0-100km/h加速は3.3秒を誇る。

RS 6 アバント GTに搭載される4.0リッターV型8気筒TFSIツインターボエンジンは、最高出力463kW(630PS)、最大トルク850Nmを発揮。0-100km/h加速は3.3秒の俊足を誇る。48Vマイルドハイブリッドや、エンジンの低負荷時に4基のシリンダーを休止させる「シリンダーオンデマンド(cod) を、8速AT(ティプトロニック)と組み合わせることで、高性能と高効率を両立した。

スピードリミッターにより制限される最高速度は305km/h。究極のハイパフォーマンス性能に合わせて、ブレーキにはセラミックブレーキシステムを搭載する。駆動方式はアウディの代名詞でもある「quattro」4輪駆動システムが組み合わせられた。

セルフロッキング・センターディファレンシャルは、エンジンの駆動力を通常フロント40%リヤ60%とリヤアクスル寄りに分配。路面状況に合わせて、より多くのトルクを自動的に適切なアクスルへと伝える。最大70%をフロントアクスルに、または最大85%をリヤアクスルに配分することで、ドライビングダイナミクスが向上し、最高レベルのトラクションと優れた加速を実現した。

専用チューニングのリヤスポーツ・ディファレンシャルは、理想的なトルク配分を計算し、リヤホイールにアグレッシブかつ可変的に分配。コーナリング時のハンドリング限界域においてアンダーステアを軽減するという。

究極のスポーツグレードにふさわしく、足まわりには専用の軽量アジャスタブル・コイルオーバーサスペンションを初採用。このサスペンションは、RS 6 アバントと比較して車高を10mmローダウンしながら、優れたダイナミクスと快適性を完璧に融合した。より高いスプリングレート、3段階に調整可能なダンパー、より硬いスタビライザー(フロント30%アップ、リヤ80%アップ)によりボディのロールが減少。ドライビングの楽しさが大幅に強化されている。

カーボン製パーツによる大幅な軽量化

世界限定660台のみが製造されるフラッグシップワゴン「アウディ RS 6 アバント GT」が、10台限定で日本に導入される。写真はオンライン抽選販売される「クロノスグレーメタリック」仕様。
RS 6 アバント史上初めてルーフレールを廃止、カーボンファイバー製コンポーネントを数多く導入されたことで、ベースのパフォーマンスと比較して40kgの軽量化を実現した。

RS 6 アバント GTは、RS 6 アバント パフォーマンスをベースに、シリーズの頂点に君臨するモデルにふさわしく、内外装に数多くの専用装備を採用。エクステリアはハイグロスブラックのシングルフレームグリルとエアインテークが、ワイド&ローの印象を高め、フロントエプロンの垂直ブレードやバンパーに統合された力強いフロントスプリッターが、シャープなエクステリアを強調する。

RS 6 アバント史上初めてルーフレールを廃止し、よりフラットでスポーティなシルエットを実現。専用エクステリアとして、軽量化をもたらすカーボンファイバー製ボンネット/バンパー/フェンダー、リヤディフューザー、印象的なパススルー 、モータースポーツからヒントを得たルーフエッジスポイラー(ダブルウイング)を採用した。

足元には「GT」ロゴが入った、アウディ・スポーツ製ブラックメタリックポリッシュト6アームデザイン22インチホイールを採用。ボディにカーボンパネルを多用したことで、ベースモデルRS 6 アバント パフォーマンスと比較して40kgの軽量化を実現した。

スポーティな専用コクピット

コクピットには、専用装備として「RS 6 GT」のロゴ付き「RSバケットシート」を装着。フラットボトム形状のステアリングホイールなどが導入された。
コクピットには、専用装備として「RS 6 GT」のロゴ付き「RSバケットシート」を装着。フラットボトム形状のステアリングホイールなどが導入された。

インテリアは、特別なモデルとしてスポーティさを強調。ダイナミカとレザー製「RS 6 GT」ロゴ付きRSバケットシートは、身体をしっかりとホールドする機能性と上質なマテリアルが醸し出す質感を両立した。

RS 6 GT デザイン・パッケージ、ディープブラック・ダイナミカのデコラティブパネル、フラットボトム ステアリングホイールなどを特別装備として採用。センターコンソールには限定モデルの証として、シリアルナンバーが刻印される。さらに専用のドアエントリーライト、フロアマット、レッドのシートベルトも導入された。


RS 6 アバント GTは、ベースとなったRS 6 アバント パフォーマンスとは異なり、ネッカーズルムでボディの製造と塗装工程が終了した660台が、R8やe-tron GT クワトロといったハイパフォーマンスモデルが生産されるベーリンガーホフ工場へと送付。ハンドメイドで最終的な組み立て工程が実施される。

最終組み立て工程は、限定モデルのために設置された3ヵ所のステーションで、7名の経験豊富な従業員が担当。各車両は、そこで丸1日かけて作業が行われ、すべてのGT専用装備が手作業で取り付けられる。

車両本体価格(税込)

アウディ RS 6 アバント GT:2820万円

【問い合わせ】
アウディ コミュニケーション センター
TEL 0120-598-106

【関連リンク】
・「RS 6 アバント GT」特設サイト

RS 6 アバント GTを動画でチェック!

「アウディ RS 7 スポーツバック performance」のエクステリア。

アウディ史上最強のRS「RS 6 アバント」「RS 7 スポーツバック」に「RS performance」を設定「驚愕の630PS」

アウディ ジャパンは、RS 6 アバントとRS 7 スポーツバックに、究極のスポーツグレード「RS performance」を設定した。ターボチャージャーの大型化により、搭載される4.0リッターV8ターボは最高出力630PSを発揮。「RS 6 アバント performance」「RS 7 スポーツバック performance」は、全国のアウディ正規ディーラーを通じて、9月21日から日本での販売を開始した。

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