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PIRELLI CINTURATO ALL SEASON SF3
雪道での安心感が非常に高い
近年、都市部のユーザーを中心にスタッドレスタイヤに代わる新たな選択肢として認知されてきたのがオールシーズンタイヤだ。各タイヤメーカーがオールシーズンタイヤを用意しているが、訴求の仕方も様々。ドライ路面での高性能をメインに謳うメーカーもあれば、雪上路での走りの良さを訴求するメーカーもあり、ユーザーとしては一体どれを選択すればよいのか、分かりづらいのが本音ではないだろうか。
そのような迷える都市部のユーザーにお勧めしたいのが、ピレリ「CINTURATO ALL SEASON SF3（チントゥラート オールシーズン SF3）」（以下、チントゥラート）だ。チントゥラートは小型車から中型車に対応する全35サイズをラインナップする、最新のオールシーズンタイヤである。サマータイヤに近いドライ＆ウエット性能を持ちながらも、優れたスノーグリップを両立させた非常にバランスのよいオールシーズンタイヤに仕上がっているという。
安心の「3PMSFマーキング」
雪上でのコントロール性能はタイヤのサイドウォールに誇らしげに刻印された「3ピークマウンテンスノーフレークマーク」が保証してくれる。3つの山の頂と雪の結晶で構成されたロゴは、国際基準で定められたシビアなスノー条件下での性能が保証されている証だ。もちろん冬用タイヤ規制下でも走行が可能となっている。
チントゥラートのスノーグリップ性能の肝となるのが前モデルから継承された「アダプティブトレッドテクノロジー」だ。例えタイヤが摩耗してもサイプの形状が直線からジグザグパターンへと変化し、雪を確実に捉え続けてくれる。またより広くなった溝と鋭角な方向性トレッドパターン設計も、チントゥラートのスノー性能向上に寄与しているという。
チントゥラートのもうひとつの特徴として優れたウエットグリップとドライ路面での高い静粛性が挙げられる。全サイズとも欧州タイヤラベリングのウエットグリップ最高評価「A」を取得しているほか、騒音に関しても「A」「B」のグレードを獲得している。
新時代のテクノロジーの結晶
筆者は今年2月の北海道の雪上コースで新世代のチントゥラートに試乗する機会を得た。アウディのCセグメントモデルに装着して、圧雪コースを試走したが、そのトラクション性に素直に感心した。特にブレーキング時の安心した制動力、発進時のトラクション性能はオールシーズンタイヤとは思えないほどのレベルだ。
高いウインター性能とドライでの快適性を両立した本タイヤは、都市部在住のアクティブなユーザーにまさにぴったりのチョイスだろう。
REPORT／石川亮平（Ryohei ISHIKAWA）
PHOTO／ピレリ・ジャパン
MAGAZINE／GENROQ 2024年12月号
【CHECK POINT】
1：3PMSFマーキング
2：雪上での卓越したグリップ
3：ドライ路面での快適性
【CINTURATO ALL SEASON SF3 SIZE LINE-UP】
■19インチ
245/35R19 93Y XL
245/40R19 98Y XL
235/40R19 96Y XL
225/40R19 93Y XL
225/45R19 96W XL
235/50R19 103W XL s-i
225/55R19 103V XL
■18インチ
245/40R18 97Y XL
235/40R18 95Y XL ※
225/40R18 92Y XL
245/45R18 100Y XL
235/45R18 98Y XL s-i
225/45R18 95Y XL
225/50R18 99W X
215/50R18 92W
235/55R18 104V XL s-i
225/55R18 102V XL
215/55R18 99V XL
225/60R18 104V XL
■17インチ
235/45R17 97Y XL
225/45R17 94W XL
205/45R17 88W XL
225/50R17 98W XL
215/50R17 95W XL
205/50R17 93W XL
235/55R17 103V XL
225/55R17 101Y XL
215/55R17 98W XL s-i
205/55R17 95V XL
225/60R17 103V XL
215/60R17 100V XL
225/65R17 106V XL
■16インチ
205/55R16 94V XL
195/55R16 91V XL
215/65R16 102V XL
価格：オープン価格
※2025年・導入予定サイズ
【問い合わせ】
ピレリ・ジャパン
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/homepage
