新型「MINI ジョン クーパー ワークス」2025年前半から日本でのデリバリー開始

“最速MINIの本命”新型「MINI ジョン クーパー ワークス」「MINI JCW コンバーチブル」日本導入開始【動画】

新型「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」と「MINI ジョン クーパー ワークス」。
新型「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」と「MINI ジョン クーパー ワークス」の日本における販売が開始された。
ビー・エム・ダブリューは、MINIブランドのハイパフォーマンスモデル新型「MINI ジョン クーパー ワークス」と「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」を全国のMINI正規ディーラーにおいて販売開始した。日本国内におけるデリバリーは2025年第1四半期以降を予定している。

MINI JOHN COOPER WORKS
MINI JOHN COOPER WORKS CONVERTIBLE

ガソリン搭載「JCW」のラインナップが完成

新型「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」と「MINI ジョン クーパー ワークス」。
先行導入されていた「MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマン ALL4」に、今回の「MINI ジョン クーパー ワークス」と「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」が加えられたことで、JCWラインナップが完成した。

2024年、全てのMINIが新世代モデルへと生まれ変わった。新型MINIシリーズは3ドア、5ドア、コンバーチブルの3種類のボディタイプを持つ「MINI クーパー」、EVのみをラインナップする「MINIエースマン」、SUVタイプの「MINI カントリーマン」の3のモデルで構成されている。

今回、日本導入がスタートした「MINI ジョン クーパー ワークス」と「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」は、モータースポーツ由来の走行性能に個性的な専用スタイリングを融合させたハイパフォーマンスモデル。2.0リッター直列4気筒MINIツインパワーターボエンジンを搭載し、最高出力231PS(170kW)、最大トルク380Nmを発揮する。

7速DCTを介して前輪を駆動し、JCW専用チューニングが施されたスポーツサスペンションを採用。新型JCWはドライビングパフォーマンスが大幅に向上したことで、あらゆる路面で抜群の走行安定性を発揮し、サーキットにおいても優れた運動性能を実現した。

今回、「MINI ジョン クーパー ワークス」と「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」を追加したことで、すでに販売されている「MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマン ALL4」と合わせ、ガソリンエンジン搭載のジョン クーパー ワークス(JCW)ラインナップが完成した。

MINIの最新デザインランゲージを導入

新型「MINI ジョン クーパー ワークス」のエクステリア。
先に登場した各モデルと同様に「カリスマティック・シンプリシティ」はをテーマに掲げ、クロームパーツなどのコンポーネントを減らすことで、本質的なMINIらしさを追求した。

「MINI ジョン クーパー ワークス」と「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」にも、2024年から導入された新たなMINIのデザインランゲージを導入。MINIブランドが持つDNAを継承しつつ、本質的なMINIの価値観が明瞭かつ流麗にエクステリアへと採り入れられた。

MINIの新たなデザイン言語「カリスマティック・シンプリシティ」は、あえてコンポーネント数を減らすことで、MINIらしさの本質にフォーカス。感情的かつ直感的なアイデンティティが生み出された。クリーンなサーフェスや複雑な八角形の輪郭を持つフロントグリルフロントなど、新型MINI共通のテーマを新型JCWにも採用。クラシカルなフォルムのヘッドライトなど、アイコニックなエレメントは先代モデルから引き継がれ、ひと目でMINIとわかるエクステリアデザインを実現した。

新しいMINIのデザイン言語におけるもうひとつの中心的要素が「持続可能性」を考慮した素材の選択。素材からクロームパーツやレザーを排除し、代わりにリサイクルポリエステルやリサイクルアルミニウムを導入するなど、将来を見据えた素材が使用されている。

シグニチャーライトは、フロントライトとテールライトの点灯方法を3つのパターンから選択可能。「Welcome/Good-bye」ライトは、キーを持った状態でクルマに近づいたり離れたりすると、フロントライトとテールライトがまるでドライバーに挨拶をするかのように点滅する。

リサイクル素材を積極導入したインテリア

新型「MINI ジョン クーパー ワークス」のインテリア。
コクピットの中心には、すべての操作を行うことができる、有機EL大型円形センターディスプレイを配置。ダッシュボードには、テキスタイルを思わせるリサイクルポリエステルが導入された。

インテリアは、新世代MINIから完全なデジタル化を実施。ステアリングホイール奥に配置されていたメーターパネルは廃止され、ドライブに必要な全ての情報はヘッドアップディスプレイに映し出される。様々な要素を削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、良好な前方視界と広々とした室内空間を実現した。

緩やかなカーブを描くダッシュボードには、テキスタイルを思わせる新素材が初採用された。リサイクルポリエステルを使用した新素材は、編み物を作るような製造プロセスにより製造。ちょっとした汚れに対しても、簡単な手入れで美しさを保つことができる。

最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型円形センターディスプレイは、直径240mmの高品質ガラスを使用。高感度タッチ機能を有しており、スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能になった。メインメニューは各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。AR機能付きナビ、メディア、電話、エアコン、各種設定など、すべてがこの円形有機ELディスプレイで操作できるようになった。

パドルシフト付JCWスポーツステアリング、JCWスポーツシート、JCW専用レッドカラーボンネットストライプ、ルーフ&ミラーキャップカラー、JCW専用ホイール(17インチ& 18インチ)、「JCW」エンブレム、「JCW」ロゴ入りレッドキャリパー、JCWスポーツブレーキなど、豊富な専用装備が奢られている。

車両本体価格(税込)

MINI ジョン クーパー ワークス:536万円
MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル:585万円

【問い合わせ】
MINIカスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120-329-814

【関連リンク】
・MINI公式ウェブサイト

「MINI ジョン クーパー ワークス」を動画でチェック!

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ゲンロクWeb編集部

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