48Vマイルドハイブリッド搭載「ジープ アベンジャー 4xe」欧州で販売開始

“モンブランの標高”4806台限定生産の「ジープ アベンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」が欧州登場【動画】

「ジープ アベンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」のエクステリア。
アウトドアブランド「ノースフェイス」とコラボレーションした「ジープ アベンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」が限定販売される。
ステランティス・グループは、欧州において48Vマイルドハイブリッドパワートレインを搭載した「ジープ アベンジャー 4xe」の受注を開始した。合わせて、アウトドアブランドのノースフェイス(North Face)とコラボレーションした4806台限定モデル「アベンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」を発表している。

Jeep Avenger 4xe The North Face Edition

1.2リッター直3ターボ+48Vマイルドハイブリッドを搭載

48Vマイルドハイブリッドを搭載する「ジープ アヴェンジャー 4xe」の走行シーン。
欧州で販売が開始された「アベンジャー 4xe」は、最高出力136PSを発揮する1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに、高効率48Vマイルドハイブリッド・システムが組み合わせられた。

ヨーロッパにおいて、48Vマイルドハイブリッド搭載モデル「ジープ アベンジャー 4xe」と、4806台が限定製造されるスペシャルエディション「アベンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」の受注がスタートした。アベンジャー 4xeは、ハイブリッドの効率性と最先端のAWDテクノロジーをシームレスに融合した、ICE(内燃機関)トップモデルとなる。

最高出力136PSを発揮する1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに、21kWデュアル電気モーターを組み合わせた48Vハイブリッドシステムを搭載。モーターは前後アクスルに配置され、6速DCTを介して4輪を駆動する。

「4xe」はアベンジャーのハイブリッドラインナップ中、最もパワフルなモデルであり、前輪駆動の「e-Hybrid」より最高出力で36PS、最大トルクで25Nm上まわる。CO2排出量は低く抑えながらも、0-100km/h加速が9.5秒、最高速度194km/hという高い加速性能と最高速度を実現した。

ジープ・ブランドのヨーロッパ担当責任者を務めるエリック・ラフォージは、アベンジャー 4xeの導入を受けて次のようにコメントした。

「ジープ アベンジャー 4xeと、アベンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディションは、ジープの冒険心に先進技術を組み合わせるという、私たちの目標を体現したモデルです。パフォーマンスと持続可能性を実現するだけでなく、多用途性とスタイルを高次元で融合させました」

4806台を限定販売する「ノースフェイス」仕様

「ジープ アヴェンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」の走行シーン。
「ジープ アベンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」は、モンブランの標高をリスペクトし、4806台を限定販売。ノースフェイスを象徴するサミットゴールドのアクセントがエクステリアに加えられた。

ジープとノースフェイスという、2つの伝説的ブランドのコラボレーションから生まれた「アベンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」は、アベンジャー・シリーズのフラッグシップとして開発。ジープが受け継いできたオフロードの伝統と、アウトドアブランドの最高峰に君臨するノースフェイスによる、最高レベルの相乗効果がアベンジャーへと注ぎ込まれたという。

今回、ジープとノースフィエスは、高効率48Vハイブリッドパワートレインを搭載する「アベンジャー 4xe」をベースに、大自然を受け入れ、探検を楽しむカスタマーに向けた究極の“ギア”を作り上げた。自然の山々が、コラボレーションのインスピレーションの源泉となっており、ヨーロッパ最高峰のモンブランの標高(4806m)をリスペクトし、4806台のみ限定生産される。

デザインは、モンブランの象徴的な稜線をオマージュしており、山岳風景の力強さと優雅さを表現。エクステリアカラーは、自然をイメージした「ストーム(Storm)」「ボルケーノ(Volcano)」「スノー(Snow)」を展開し、ノースフェイスを象徴する「サミットゴールド(Summit Gold)」がアクセントカラーとしてチョイスされた。

自然環境へとシームレスに溶け込むようにデザインされたニュートラルなエクステリアカラーには、サミットゴールドのディテールを施した17インチブラックアロイホイール、地形線と光沢のあるブラックリングを特徴とする7スロットグリル、サミットゴールドのスキッドプレートインサートなどのアクセントが組み合わせられる。

機能性と美しさを強調する専用装備として、反射防止加工が施されたサミットゴールドのボンネットステッカーに、お馴染みノースフェイスのロゴマークが配された。

ノースフェイスのギアをイメージした室内

「ジープ アヴェンジャー 4xe ザ・ノースフェイス・エディション」のインテリア。
インテリアは、サミットゴールドのアクセントに加え、ノースフェイスのダウンジャケットやバックパックをイメージした装備が数多く導入された。

インテリアも大自然をリスペクトした様々な特別装備が奢られた。ダッシュボードには、モンブランのシルエットが描かれ、限定モデルの証である「One of 4806」の文字が「Avenger」のレタリングの下に誇らしげに記された。専用フロアマットには3Dで描かれたモンブランの山並みがデザインされている。

シートは丈夫で洗濯可能な素材がチョイスされ、サミットゴールドの縁取りがアクセントとして追加された。また、ノースフェイスのダウンジャケットを思わせる専用デザインディテールも採用。シートバックにはノースフェイスのバックパック・ストラップをイメージし、伸縮性のあるストラップが取り付けられている。

マルチカラー・アンビエントライティング、ナビゲーションシステム、ヒーター付きフロントガラス、冬の遠征時に快適性を高めるヒーター付きフロントシートなどを標準装備。また、パッシブエントリーやハンズフリーパワーリフトゲートなどの便利装備により、アウトドア装備品をラゲッジへと簡単に積み込むことができる。

さらに今回、ジープとザ・ノース・フェイスは、購入者向けの専用ウェルカムキット「ザ・ノースフェイス・エクスプロア・パック(The North Face Explore Pack)」を製作した。この特別なアウトドアパックには、ブランドロゴ入りテント、ダッフルバッグ、ウォーターボトルが含まれており、カラーはノースフェイスを象徴するサミットゴールドがチョイスされた。

「アベンジャー 4xe ザ・ノース・フェイス・エディション」を動画でチェック!

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…