Ferrari 296 GT3
WECドライバーが数多くエントリー
2024 FIA GTワールドカップ(マカオGTカップ・FIA GTワールドカップ)は、11月14〜17日にかけてマカオ市街地のギア・サーキットで開催。予選レース12周・決勝レース16周が行われ、アウディ、BMW、ポルシェ、メルセデス AMG、ランボルギーニ、フェラーリから23台のGT3マシンがエントリーしている。
フェラーリからは、ハーモニー・レーシングとAFコルセから3台の「296 GT3」が参戦。ハーモニー・レーシングの50号車をイェ・イーフェイ、51号車をダニエル・セラ、AFコルセの83号車をル・マン24時間レースウィナーのアントニオ・フォコがドライブする。今回、ハーモニー・レーシングの296 GT3は、マカオをイメージしたレッドとイエローのスペシャルリバリーが施されるという。
マカオのギア・サーキットでは、マカオの旧市街地や煌びやかななビル群を縫うように走るストリートサーキット。全長6.120kmのコースは道幅が狭い上、公道として使用されている路面は非常にバンピー。毎年、多くのアクシデントが発生している世界屈指の難コースだ。今回のFIA GTワールドカップには、フェラーリ以外にも多くのWECドライバーが参戦することになった。
50号車をドライブするイーフェイは、GTワールドカップ・ヨーロッパ 第4戦モンツァ3時間で296 GT3を経験済み。51号車のセラは、1月のデイトナ24時間レースにおいて296 GT3を駆り、ダビデ・リゴン、アレッサンドロ・ピエール・グイディ、ジェームズ・カラドとともに優勝を飾っている。