次期型「アウディ RS 5」はハイブリッドパワーユニットを搭載する最初の“RS”に⁉︎【スクープ！】

公開日 2024/11/04
スクープ
著者石川徹

「アウディ RS 4」の実質的な後継モデルとなる「RS 5」の開発が進んでいる。

「アウディ A5」最強バージョンとなる「RS 5 スポーツバック」の新型プロトタイプをカメラが捉えた。アウディのモデル名変更に伴い、今回のフルモデルチェンジを機に「A4」のセダンおよびワゴンモデルがA5へと改名された。「RS」グレードも同様なため、RS 4の後継モデルがRS 5となる。

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AUDI RS 5

新型A5はスポーツバックとアバントの2バリエーション

新型「アウディ RS 5」は写真のスポーツバックに加えアバントの２つのボディが用意される見込みだ。

先代の「A4」はセダン（リフトバック）に加え、クーペとコンバーチブルが用意されていた。A5へと進化した現行モデルでは、市場のニーズに合わせてスポーツバックとアバントのボディスタイルが用意される。

アグレッシブなエクステリア

スペインで捉えた「アウディ RS 5 スポーツバック」のプロトタイプは、基準車の A5 よりもワイド化されたボディと大型のエアインテークによってアグレッシブな印象を受ける。足回りには、クロスドリル加工された巨大なブレーキローターが確認できる。特徴的な楕円形のデュアルエキゾーストパイプが装着されていることからも、このプロトタイプがA5やS5ではなくRS 5であることがわかる。

電動アシストでメルセデスAMGに対抗

現行のRS各モデルとは異なり、この新しいRS 5には左リヤフェンダーに2つ目の燃料フィラーキャップが確認できる。アウディはパワートレインについて言及していないが、前世代のRS 5と同じ2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載すると予想する。そこに1基または複数のモーターを組み合わせ、プラグインハイブリッド化するとみられている。

最高出力は現行の450PSから大幅にパワーアップするとともに、同じくプラグインハイブリッドの「メルセデスAMG C 63 S Eパフォーマンス」の680PSに対抗して最強セダンに名乗りを上げるだろう。

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