標準装備を充実した「BMW 3シリーズ」と「3シリーズツーリング」改良新型をさらにアップデート

「BMW 3シリーズセダン」一部改良モデルの走行シーン。 — 「BMW 3シリーズセダン」と「BMW 3シリーズツーリング」が一部改良を実施。日本導入がスタートした。

ビー・エム・ダブリューは「BMW 3シリーズセダン」「BMW 3シリーズツーリング」の一部改良モデルを全国のBMW正規ディーラーにおいて販売を開始した。デリバリー開始は2024年11月を予定している。

BMW 3 Series Sedan

一部改良モデルをさらにアップデート

「BMW 3シリーズセダン」一部改良モデルのエクステリア。 — 7台目「3シリーズ」は2019年にデビューし、2022年には改良新型を投入。今回、装備を中心に一部改良が施され、日本での販売がスタートした。

プレミアムコンパクトセグメントにおけるスポーツセダンの代名詞「BMW 3シリーズ」はスポーティなデザインと優れた運動性能を併せ持つBMWのベストセラーモデルだ。2019年に第7世代へと進化し、2022年には第7世代の改良新型モデルが投入された。今回、日本導入が開始されたのは、7代目3シリーズ改良新型に一部改良を施したモデルとなる。「3シリーズセダン」をベースに、余裕あるラゲッジスペースを備えたステーションワゴンの「3シリーズツーリング」は、2019年に第6世代へと進化し、2022年には6代目3シリーズツーリング改良新型が投入された。セダンと同様、第6世代の一部改良モデルをベースに一部改良が行われている。

今回導入される一部改良モデルでも、BMW M社が開発したMパフォーマンスモデル「M340i xDrive」と「M340i xDrive ツーリング」をラインナップ。新たにレッドペイントされた「M スポーツブレーキ」、ブラックアウトされたキドニーグリル、ライトシャドウライン、Mシートベルトなどを含む「Mスポーツ・パッケージ・プロ」が標準装備されることになった。なお「1シリーズ」以降で省かれるようになったグレード名末尾の「i（インジェクション）」はこの3シリーズではまだ健在である。

プラグインハイブリッドシステムを搭載する「330e」は、harman&kardon製サウンドシステム、テレビチューナー、アコースティックガラスを含むサウンドパッケージ、上質なヴァーネスカレザー製シートが標準装備。EVモードでの走行可能距離が85〜101kmとなるなど、商品力が大幅に強化された。

充実の安全機能＆運転支援システム

「BMW 3シリーズセダン」一部改良モデルのインテリア。 — これまで通り、「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」など、最新世代の安全機能・運転支援システムが搭載される。

新型3シリーズセダンと3シリーズツーリングはこれまでどおり、最新世代の安全機能・運転支援システムを搭載。高性能カメラ＆レーダー､および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムを装備し、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」が導入されている。

最先端の運転支援システムに加え、最新世代のコネクティビティも搭載。「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定などを行うことができる。また、「Apple CarPlay」への対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど、利便性も大幅に高められた。

「BMWデジタルキー」を標準装備し、車両のキーを持っていない場合でも、対応するスマートフォンをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除／施錠。さらに、指定の場所にロック解除に使用したスマートフォンを置き、スタートボタンを押すことで、エンジンの始動も可能となっている。