【スクープ!】 「レクサスLFR」または「LFAⅡ」の公道仕様をドイツで目撃

ついに出現「レクサスLFR」市販型! 900馬力の4.0リッターV8ツインターボで3000万円超のハイパーPHEVに? 【スクープ!】

以前スクープした「トヨタGR GT3」のロードゴーイングバージョンがLFR(またはLFAⅡ)であることがわかった。
以前スクープした「トヨタGR GT3」のロードゴーイングバージョンがLFR(またはLFAⅡ)であることがわかった。
スーパースポーツ「レクサスLFA」の後継モデルとなる、「LFR」(通称LFA II)市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。以前、「トヨタGR GT3」レースカーのプロトタイプを紹介したが、このロードゴーイングバージョンがLFRであることがわかった。

LEXUS LFR (LFA Ⅱ)

エクステリアは公道仕様に変更

GT3レースカーのアグレッシブなイメージを維持しながら、ディテールは公道用に新設計されている。
GT3レースカーのアグレッシブなイメージを維持しながら、ディテールは公道用に新設計されている。

ニュルブルクリンク付近で撮影されたプロトタイプ「LFR」は、GT3レースカーのアグレッシブな造形とプロポーションを維持している。一方で、ディテールでは公道用に新設計されている部分も確認できる。フロントのエアインテークは、サーキット走行を意識したGT3レースカーの大きなものから、コンパクトに設計変更されているのがわかる。カナードやボンネットのエアスクープもかなり小さくなっているようだ。

プロトタイプにはレースカー用の大型リヤウイングが装着されているが、リヤに見えるコンパクトな固定式スポイラーに置き換えられると予想する。また、サーキット専用バージョンではサイドマウントの排気口が採用されていたが、このプロトタイプは4本のエキゾーストパイプがリヤディフューザーと統合した形に新設計されている。また、GT3では中央に取り付けられていた大型のブレーキライトはナンバープレートホルダーに置き換えられている。

さらなるリファインが加えられるレクサスのフラッグシップ

今後、さらに細部のリファインが加えられていくだろう。
今後、さらに細部のリファインが加えられていくだろう。

GT3からの変更点は多そうだが、現地で実車を撮影したカメラマンによると、明らかに微調整が必要な部分が残っているようだ。レクサスブランドのフラッグシップスポーツカーとなるLFRが登場するまでには、LEDライトのグラフィック、サイドミラー、全体的なウインドウデザインの調整といった追加変更が予想される。

LFAⅡまたはLFRの名前で来年登場

800~900馬力のV8エンジンを搭載して来年登場する見込みだ。
800~900PSのV8エンジンを搭載して来年登場する見込みだ。

注目のパワートレインは、ハイブリッドシステムを組み合わせた4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンが採用され、そのシステム最高出力は800PSから900PSになると噂されている。ワールドプレミアは2025年後半、価格はLFAの3750万円に近いと予想する。なお、市販モデルの名称はLFRまたは「LFA II」とする声が多いようだ。

PHOTO/APOLLO

「トヨタ GR GT3 コンセプト」のロードゴーイングバージョンの開発が進んでいる。

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トヨタが2022年1月の東京オートサロンに出展した「GR GT3コンセプト」のロードカーバージョンをカメラが初めて捉えた。GR GT3コンセプトは、Gazoo Racingの手により開発が進められているが、市販モデルも導入される可能性が高いことがわかった。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…