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LEXUS LFR (LFA Ⅱ)
エクステリアは公道仕様に変更
ニュルブルクリンク付近で撮影されたプロトタイプ「LFR」は、GT3レースカーのアグレッシブな造形とプロポーションを維持している。一方で、ディテールでは公道用に新設計されている部分も確認できる。フロントのエアインテークは、サーキット走行を意識したGT3レースカーの大きなものから、コンパクトに設計変更されているのがわかる。カナードやボンネットのエアスクープもかなり小さくなっているようだ。
プロトタイプにはレースカー用の大型リヤウイングが装着されているが、リヤに見えるコンパクトな固定式スポイラーに置き換えられると予想する。また、サーキット専用バージョンではサイドマウントの排気口が採用されていたが、このプロトタイプは4本のエキゾーストパイプがリヤディフューザーと統合した形に新設計されている。また、GT3では中央に取り付けられていた大型のブレーキライトはナンバープレートホルダーに置き換えられている。
さらなるリファインが加えられるレクサスのフラッグシップ
GT3からの変更点は多そうだが、現地で実車を撮影したカメラマンによると、明らかに微調整が必要な部分が残っているようだ。レクサスブランドのフラッグシップスポーツカーとなるLFRが登場するまでには、LEDライトのグラフィック、サイドミラー、全体的なウインドウデザインの調整といった追加変更が予想される。
LFAⅡまたはLFRの名前で来年登場
注目のパワートレインは、ハイブリッドシステムを組み合わせた4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンが採用され、そのシステム最高出力は800PSから900PSになると噂されている。ワールドプレミアは2025年後半、価格はLFAの3750万円に近いと予想する。なお、市販モデルの名称はLFRまたは「LFA II」とする声が多いようだ。
PHOTO/APOLLO