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Audi A3 allstreet 40 TFSI e
1.5直4ターボに電気モーターの組み合わせ
個性的なオフロードルックと車高アップした最低地上高を持つ「アウディ A3 オールストリート」に、待望のプラグインハイブリッド搭載モデル「40 TFSI 」が登場した。最高出力110kW(150PS)、最大トルク250Nmを発揮する新開発1.5リッター直列4気筒「TFSI evo2」ガソリンターボエンジンに、出力85kWの電気モーターが組み合わせられた。
エクステリアは他の乗用車ベースのクロスオーバーモデルと同様、A3 スポーツバックから15mm車高をアップ。タイヤ径の拡大と合わせて、最低地上高を30mmアップした。トレッド拡大に合わせて、ワイドなホイールアーチライナーを導入。足もとにはスポーティな17インチ軽量アロイホイールが標準装備される。
車高アップに合わせて、スプリングとダンパーのセットアップを最適化。重量物のリチウムイオンバッテリーは、リヤシートベンチ下の床下に配置される。
内燃エンジンと永久励磁同期モーターによるシステム最高出力は150kW(204PS)、最大トルクは350Nm。最高速度は電子リミッターにより225km/hに制限される。総容量25.7kWhの高電圧リチウムイオンバッテリーは96個の角型セルを内蔵しており、EVモードでの航続距離は140km(WLTPサイクル)が確保された。
充電は最大50kW直流充電に対応し、バッテリーレベル10%の状態から、30分以内に80%まで充電することが可能。価格は4万6000ユーロから、2024年11月中旬から欧州において受注がスタートしている。
最大限の効率性を実現したパワートレイン
搭載されるプラグインハイブリッドのドライブマネジメントは、最適な効率性能を実現するように開発された。ドライバーは、スイッチパネルの「EV」ボタンを選択するか、マルチメディアインターフェイス(MMI)を介して、フル電動モードでのドライブを楽しむことができる。
標準搭載されるオートハイブリッドは、エンジンとモーターの使用域をインテリジェントにバランス。低速域では純粋な電気駆動を採用し、高速域ではTFSIエンジンを優先。モーターと内燃機関を併用しながら、最大限の効率性を実現した。また、様々な走行環境に適応。搭載されるハイブリッドマネージメントシステムは、バッテリーの充電レベルを一定に保つことで、実用域において十分な航続距離を手にしている。
標準装備される「アウディ・バーチャルコックピット」はパワー、ドライブモード、バッテリーの充電状態、航続距離などを分かりやすく表示。PHEV専用サービスとして「MMIディスプレイ」には、エネルギーの流れをアニメーションを使って表示される。