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MINI John Cooper Works model family
2種類のEVと3種類のICE搭載モデル
5台の現行「MINI ジョン クーパー ワークス」は、それぞれが最もパワフルな形で純粋なドライビングプレジャーと、ユニークなユーザーエクスペリエンスを体現。「MINI ジョン クーパー ワークス エレクトリック」と「MINI ジョン クーパー ワークス エースマン」により、JCWのラインナップに初めてフル電動モデルが加わることになった。2台のEVは、最高出力261PS(190kW)・最大トルク350Nmを発揮する、最新フル電動パワートレインを搭載する。
「MINI ジョン クーパー ワークス」と「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」は、最高出力231PS(170kW)、最大トルク380Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒MINIツインパワーターボエンジンを搭載。「MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマン ALL4」は、よりパワフルな2.0リッター直4ターボを搭載し、インテリジェントな4輪駆動システムを介して、オンロードだけでなくオフロードでもその真価を発揮する。
新たに加わったフル電動「JCW」
「MINI ジョン クーパー ワークス エレクトリック」と「MINI ジョン クーパー ワークス エースマン」は、新次元の電動ハイパフォーマンスモデルとして開発された。最高出力190kWを誇るフル電動パワートレインは、電動ブースト機能により、20kWのエキストラパワーを発揮。そのニュートラルな加速力は、ICEモデルでは決して味わえないとMINIは胸を張る。
JCW専用のサスペンションチューニングが施されたシャシーにより、MINIが誇るゴーカートフィーリングは電動モデルでも健在。その俊敏なハンドリングは、サーキットだけでなく、ワインディングロードや市街地でも魅力を発揮する。
内外装の専用ディテールは、MINIが誇るモータースポーツとの感情的なつながりを強調。チェッカーフラッグをイメージしたレッド/ホワイト/ブラックの「John Cooper Works」専用ロゴや、レッドからブラックへとグラデーションが施された専用マルチトーンルーフが、特別な1台であることをアピールする。
サイドスカート、Cピラーの専用エアロブレード、リヤスポイラーが、特に高速域におけるエアロダイナミクスを最適化し、航続距離を向上。3ドアのMINI ジョン クーパー ワークス エレクトリックが371km、5ドアのMINI ジョン クーパー ワークス エースマンは355kmの航続距離が確保された。
2.0リッター直4ターボに7速DCTを組み合わせたICE仕様
「MINI ジョン クーパー ワークス」と「MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブル」は最高出力231PS、最大トルク380Nmを発揮する、パワフルな2.0リッター直列4気筒MINIツインパワーターボエンジンを搭載。スポーティにチューンされた7速DCTを介して、エンジンパワーをダイレクトに路面へと伝達する。
0-100km/h加速は、MINI ジョン クーパー ワークスが6.1秒、MINI ジョン クーパー ワークス コンバーチブルが6.4秒。最高速度はそれぞれ250km/hと、245km/hに設定されている。コンバーチブルのソフトトップは走行中でも、30km/hまでであれば、わずか18秒で完全に格納することが可能だ。
エンジンを効率的に冷却するため、フロントセクションには大型エアベントと「JCW」ロゴを備えたハイグロスブラック・オクタゴン(八角形)フロントグリルが配置された。フロントエプロンのサイドエアインレットにレッドカラーのインサートが加えられ、パフォーマンスモデルであることを強調。テールパイプは、リヤディフューザーのセンターにレイアウトされ、レーシングカーを思わせる佇まいを得ている。
シリーズで最もパワフルなカントリーマン
「MINI ジョン クーパー ワークス カントリーマン ALL4」は、JCWシリーズ唯一の全輪駆動(AWD)モデル。その堂々たるスタイル、パワー、走破性を含めてラインナップの頂点に君臨する。
2.0リッター直列4気筒MINIツインパワーターボエンジンは、従来型に改良が加えられ、ピストン、コネクティングロッド、エンジンマウントを変更。BMWによって開発されたデュアルドライブ・エキゾーストターボチャージャーを搭載し、最高出力300PS(221kW)、最大トルク400Nmというスペックを実現した。大柄なクロスオーバーながらも0-100 km/h加速5.4秒、最高速度250km/hという瞬足を誇る。
エクステリアは、アップライトかつミニマルなシルエットに、JCWらしいモータースポーツのエッセンスを追加。リヤに向かって緩やかなカーブを描くルーフにより、スクエアなボディ形状にも関わらず、セグメント最高のCd値0.26を達成している。フロントセクションはハイグロスブラックの専用八角形グリル、「JCW」シグネチャーモードを備えたLEDヘッドライト、垂直型リフレクター付き空力エレメントを導入。リヤセクションも、フロントと同様に「JCW」シグネチャーモード付きテールライトが配置された。
また、先進のドライバーアシスタンスシステムが導入されており、JCWのラインナップでは唯一、高速道路におけるレベル2の部分自動運転を実現している。