フェラーリ・チャレンジ・ノースアメリカ最終戦がラスベガスで開催

“いかにもF1ラスベガスGPらしい?”サポートレースとして「フェラーリ・チャレンジ」ナイトレース開催

F1ラスベガスGPのサポートレースとして、フェラーリ・チャレンジ・ノースアメリカ最終戦が11月22日に開催された。
F1ラスベガスGPのサポートレースとして、フェラーリ・チャレンジ・ノースアメリカ最終戦が11月22日に開催された。
2024年シーズンのF1グランプリ第22戦ラスベスガスGPのサポートレースとして、ラスベガス・ストリップ・サーキットを舞台に「フェラーリ・チャレンジ・ノースアメリカ」最終戦が開催された。11月22日にナイトレースとして実施された決勝レースは、各クラスで激しいバトルが展開されることになった。

Ferrari 296 Challenge

F1ファンを魅了した激しいバトル

ラスベガスGPが開催された、ラスベガス・ストリップ・サーキットには大観衆が集まり、フェラーリ 296 チャレンジによるバトルを堪能することになった。
ラスベガスGPが開催された、ラスベガス・ストリップ・サーキットには大観衆が集まり、フェラーリ 296 チャレンジによるバトルを堪能することになった。

11月22日土曜日に行われた決勝レースでは、フルコースコーションが導入されるタイミングがあったものの、F1ファンに「フェラーリ 296 チャレンジ」による、エキサイティングなワンメイクレースを披露した。

トップカテゴリーのトロフェオ・ピレリは、ディラン・メドラー(コレクション・チーム)がポールポジションから決勝レースをスタート。レースを通して、ミハエル・フェルハーゲン(フェラーリ・ワルシャワ)からのプレッシャーに耐え続けることになった。メドラーはフェルハーゲンのアタックを凌ぎ切り、トップフィニッシュ。3位にはデビッド・ムジアルJr.(フェラーリ・オブ・レイクフォレスト)が入った。

トロフェオ・ピレリAmはグレイ・フォーヴル(フェラーリ・オブ・サンフランシスコ)がシーズン2勝目。フォーヴルは決勝レースでは厳しいレース展開を強いられたものの、ブランドン・クルーゼ(フェラーリ・オブ・セントラル・フロリダ)を抑え切り、首位の座を守り切った。

各クラスで繰り広げられた激しい接近戦

F1ラスベガスGPのサポートレースとして、フェラーリ・チャレンジ・ノースアメリカ最終戦が11月22日に開催された。
フェラーリ・チャレンジ・ノースアメリカ最終戦も、4つのクラスにおいて、激しい優勝争いが展開された。

コッパ・シェルクラスは、優勝を争っていたレイ・アコスタ(ザ・コレクション)とヤーン・ベルニエ(フェラーリ・オブ・シアトル)がフルコースコーション後にタイムペナルティを受けて後退。これで首位に立ったロバート・マクウィリアムズ(フェラーリ・オブ・ワシントン)が、ミッチェル・グリーン(フェラーリ・オブ・ウエストレイク)を抑えて勝利を飾った。

コッパ・シェルAmは、レース残り5分の段階で、ファビアン・スパーマン(ザ・コレクション)が、首位を走行していたメリッサ・コジラ(フェラーリ・オブ・ナポリ)をオーバーテイク。スパーマンがわずか0.63秒差で優勝。3位にはスティーブ・チェック(フェラーリ・オブ・ランチョ・ミラージュ)が入っている。

イモラ・サーキットを舞台に、フェラーリによるモータースポーツの祭典「2024 フィナーリ・モンディアーリ・フェラーリ」が開催。レーシング・フェラーリが集結した。

最新スペチアーレ「F80」やル・マン勝者「499P」も登場した「2024 フィナーリ・モンディアーリ・フェラーリ」【動画】

2024年10月15〜21日にかけて、イタリアのイモラ・サーキットを舞台に「2024 フィナーリ・モンディアーリ・フェラーリ(2024 Ferrari Finali Mondiali)」が開催された。フェラーリ・チャレンジの世界一決定戦に加え、フェラーリ・ショーには世界耐久選手権(WEC)で2勝を挙げたフェラーリ 499Pが登場。イモラの市街地においてパレードランも行っている。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…