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Rolls-Royce Private Office Seoul
アジア太平洋地域で高まるビスポーク需要
ロールス・ロイスの急成長市場のひとつであるアジア太平洋地域では、近年、ビスポーク需要が飛躍的に向上。今回の「プライベート・オフィス・ソウル」の開設は、こうした需要の高まりに応えるものであり、この地域におけるロールス・ロイスの価値をさらに高めることになる。
韓国の首都であるソウルに新拠点を設立することで、ロールス・ロイスはアジア太平洋地域のカスタマーとさらに緊密な関係を築くだけでなく、デザインチームにはこの市場のトレンドやカスタマーの嗜好に関するインスピレーションを得ることができるという。ロールス・ロイス・モーター・カーズの最高経営責任者を務めるクリス・ブラウンリッジは、プライベート・オフィス・ソウルの開設について、次のようにコメントした。
「ソウルに常設のプライベート・オフィスをオープンしたことは、ロールス・ロイス・モーター・カーズにとって韓国市場における重要な節目となるでしょう。意欲的で特別なビスポークに対する大きな需要を受けて、プライベート・オフィス・ソウルは、アジア太平洋地域の大切なお客様にロールス・ロイスのデザイナーと直接連携する機会を提供します」
「お客様の体験を向上させるとともに、ディーラーパートナー各社を補完し、サポートしていくことになるでしょう。グッドウッドとこの重要な地域のお客様の距離をより近いものとする、新たな拠点にお客様をお迎えすることを楽しみにしています。プライベート・オフィスのお客様には、完璧を追求する共同作業の中で、私たちと共に特別な“旅”に出発していただくことになります。お客様の夢とアイデアを具現化し、個性あふれるパーソナルなロールス・ロイス製モデルを作り上げていくことになるのです」
ソウルの人気エリア「チャムシル」にオープン
予約制のプライベート・オフィス・ソウルは、伝統と革新が融合した、活気溢れるソウルのチャムシル(蚕室)地区の中心にオープン。穏やかで居心地の良い雰囲気のスタジオは、地元の文化からインスピレーションを得た要素が採り入れられた。カスタマーの創造性を刺激し、ビスポークデザイナー、クライアント・エクスペリエンス・マネージャーとの緊密なコラボレーションを図るため、最適な創造空間が提供される。
プライベート・オフィスのスタッフは、会話やリサーチを通じて、カスタマーと緊密に連携。要望、願望、理想を丁寧に引き出し、カスタマーの嗜好や個性を反映した独創的なロールス・ロイスをつくり上げる。最初のデザイン決定後は、カスタマーと共にオーダーの進行状況をたどり、英国・グッドウッドの職人と直接連絡を取っていくことになる。
プライベート・オフィス・ソウルでは、パーソナライズされたビスポーク体験に加えて、ロールス・ロイスのプライベートコレクションを実際に触れて、楽しむこともできる。エクスクルーシブなテーマ性を持った限定家具コレクションは、ビスポーク・コレクティブの芸術性を示しており、カスタマーに特別なインスピレーションを与えるようにデザインされている。