【スクープ!】「BMW iX3」後継モデルの量産型テスト車両を撮影!

「BMW iX3」後継モデルのプロトタイプを発見! “航続距離800km”を目指して開発中か? 【スクープ!】

「ノイエ クラッセ」のデザイン言語を採用した最初の量産モデルとして登場する「BMW iX3」。
「ノイエ クラッセ」のデザイン言語を採用した最初の量産モデルとして登場する「BMW iX3」。
BMWは現在、電動クロスオーバーSUVの「iX3」後継モデルの開発に取り組んでいる。ノイエクラッセのデザイン言語を採用した市販車第1号と言われるiX3の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

BMW iX3

斜めのDRLを備えた最新のプロトタイプ

今回撮影に成功したプロトタイプでは、「ビジョン ノイエ クラッセ X」に似た、DRLがよく見える。
今回撮影に成功したプロトタイプでは、「ビジョン ノイエ クラッセ X」に似たDRLが確認できる。

「BMW iX3 ノイエ クラッセ」は、2023年11月に初めてプロトタイプが目撃された。当時のプロトタイプには暫定的な照明ユニットが取り付けられていたが、今回撮影に成功した最新のボディには量産型ヘッドライトとテールライトが装備されている。「ビジョン ノイエ クラッセ X」に似た、斜めのLEDデイタイムランニングライト(DRL)がよく見える。

フランクはない?

ドアにはノイエ クラッセ Xのフィン型ノブではなく、フラッシュタイプのドアハンドルが取り付けられている。また、量産モデルでは18インチから22インチまでのホイールが用意されるようで、大型のものは「M」仕様の高性能モデルに採用されるだろう。

さらに今回は、ボンネットフードを開けた状態での写真も入手した。機械部品が収められているようで、EVのiX3ではあるがトランクスペース(フランク)はないと思われる。

航続距離800kmオーバー?

充電あたりの航続距離800kmを目指してバッテリーシステムの開発も進められているようだ。
充電あたりの航続距離800kmを目指してバッテリーシステムの開発も進められているようだ。

ノイエ クラッセのプラットフォームはシングルおよびデュアルモーターシステムとの互換性があり、最高出力300〜600PSに対応すると噂されている。さらに新世代のバッテリーは充電速度や効率が30%向上しているという。充電当たりの航続距離は800km以上を目標に開発されているとも言われている。

iX3はノイエ クラッセのデザイン言語を採用した市販車第1号として、2025年後半に量産が開始される見込みだ。その後、同じデザインの方向性が内燃機関搭載モデルを含めた全車両に適用される。iX3の後には、i3セダン、3シリーズ、新世代X5/iX5と続くだろう。

PHOTO/APOLLO

次世代「BMW 3シリーズ」のBEVである「i3 セダン」のプロトタイプを初めて捉えた。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…