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MERCEDES-BENZ GLB
新しいデザイン言語で洗練されたデザインに
メルセデス・ベンツのテスト施設で走行していたプロトタイプには全面にカモフラージュが施されており、ディテールは不明だ。しかし、ボディ全体のプロポーションから、ハッチバックの「GLA」ではなく、3列シートの「メルセデス・ベンツ GLB」後継車であると考えてよいだろう。
現行GLBのボクシーなスタイルを継承しながら、コーナーは丸みを帯びた造形となっている。フロントエンドには、大きなグリルの両側にスリムなLEDライトが取り付けられている。メルセデスの新しいデザイン言語を採り入れて、洗練されたデザインになっているようだ。
リヤセクションは完全にガードされている。懐かしい「Smart Fortwo」のテールライトに似たダミーのステッカーで偽装されており、詳細を確認することはできない。
3種類のエンジンをマイルドハイブリッド化
これから登場するメルセデスのコンパクトモデルはすべて、ICEおよびフル電動パワートレインに互換性があるMMA(Mercedes Modular Architecture)プラットフォームを採用する。
パワートレインは、「CLA」の次期型と共有すると思われる。1.5リッター直4ターボ ガソリンエンジンを搭載し、8速DCT内に小型モーターが組み込まれたマイルドハイブリッドシステムが採用されるだろう。136PS、163PS、190PSの3種類のエンジンにモーターの27PSが追加される。
現行GLBと同様に、前輪駆動(FWD)と全輪駆動(AWD)を提供。AMGハイパフォーマンス仕様では、パワーと効率を高めるハイブリッドアシスタンスが採用されるはずだ。
GLB次期型のワールドプレミアは、2025年後半から2026年第1四半期頃と予想する。