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MERCEDES-BENZ GLE Coupe
フロントに“四つ星”のDRL
以前に目撃された「メルセデス・ベンツ GLE」プロトタイプのリヤには、現在のEクラスセダンがすでに採用している星型のLEDライトが装備されていた。今回撮影された「GLE クーペ」のスパイショットでは、フロントライトにも星型の処理が施されていることがわかる。片側2つ、合計で “4つ星” のデイタイムランニングライト(DRL)を備えている。
メルセデスはスプリットヘッドライトを採用しておらず、ロービームとハイビームのヘッドライトは星形のDRLと同じユニットに収められている。しかし、DRLが浮き上がって見えるよう、メインライトを後方に配置することで点灯時以外は目立たないよう設計されている。
ヘッドライトとともに、グリルも新デザインを纏って登場することが予想される。このプロトタイプにはEクラス風のデザインが採用されているようだが、厳重なカモフラージュが施されているため今のところ断定はできない。
パワートレインは電動アシスト強化?
日本市場には現在、マイルドハイブリッドシステムを組み合わせたディーゼル(367PSのGLE 450d 4マティック クーペ スポーツ)とガソリン(435PSのAMG GLE 53 4マティック+ クーペ) の3.0リッター直6ターボエンジンが導入されている。最高出力612PSの4.0リッターV8ガソリンエンジンを搭載した「AMG GLE63 S 4マティック+ クーペ」がトップモデルというラインナップだ。(SUVモデルのGLEには269PSの2.0リッター直4ディーゼルも用意されている。)
これらのパワートレインはキャリーオーバーが予想されるが、V8は強力な直6に置き換えられる可能性があるだろう。また、アメリカの一部報道では、「53」のMY26(2026年モデル)がマイルドハイブリッドからフルハイブリッド(PHEVの間違いか?)に切り替わり、出力も543PSにアップすることが確定しているという。