MERCEDES-MAYBACH GLS

前後のライトに “スリーポインテッドスター”

第2世代となる現行型「メルセデス ベンツ GLS（X167）」は2019年に発売され、最高級のマイバッハ バージョンが初めて導入された。2023年には初のフェイスリフトが行われたが、将来のフル電動化タイミングに合わせて現行モデルのライフが延長されることから2度目の大幅改良が行われるようだ。

フロントには、「GLE」の改良新型プロトタイプと同様に星形のLEDデイタイムランニングライトが組み込まれている。GLEでは左右に並んでいるのに対し、GLS/マイバッハ GLSでは2段に重ねられて差別化されているのがわかる。

グリルは完全にカモフラージュが施されているが、スリーポインテッドスター型のドットパターンを配置することが予想される。テールライトには、ヘッドライトと異なるデザインの星形LEDが配置されていることがわかる。また、フロントと合わせてリアバンパーも新設計されるだろう。

高級感を演出するインテリア

キャビン内には、次世代のワイドディスプレイ「エンド ツー エンド ハイパースクリーン」を搭載することで、先進テクノロジーを意識したイメージチェンジが施されるだろう。

マイバッハGLSでは、キャビンと荷室を仕切る木製トリムのパーティションで高級感を演出している。折り畳み式のリヤテーブル、リヤの冷蔵庫、銀メッキのシャンパングラスなども用意される。

パワーユニットの強化はあるか？

ボンネットの下には、おなじみの4.0リッターV8ツインターボエンジンにマイルドハイブリッド システムを組み合わせたパワーユニットを搭載する。現行モデルでは、最高出力558PS、最大トルク729Nmで0-96km/h加速4.8秒となっているが、若干の性能向上が施される可能性もある。GLSおよびマイバッハ GLS新型のワールドプレミアは2025年内と予想する。

PHOTO／APOLLO

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