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Golf R & GTI
最高出力が13PSアップ
フォルクスワーゲン ジャパンは新型「ゴルフR」および「ゴルフRヴァリアント」のジャパンプレミアを実施した。2002年に初代にあたる「R32」が登場し、これまでに30万台以上が生産されているという。初代では狭角V6の3.2リッターVR6を搭載し、マルチリンク・リヤサスペンションに4モーション(AWD)を組み合わせたスポーツモデルだ。
新型は最高出力が13PSアップした333PSを発揮する2.0リッター直4ターボエンジンを搭載し、Rパフォーマンストルクベクタリングを備えた4モーションで4輪を駆動する。エクステリアはイルミネーションエンブレムや左右フロントアンダーのベンチレーショングリルなどが、そのパフォーマンスを主張する。同じくヴァリアントではフロントはハッチバックと同様ながら、大型のリヤスポイラーを備えている。
新型「ゴルフGTI」も展示
さらに初代モデルから続く「ホットハッチ」の伝統を受け継ぎ進化した新型「ゴルフGTI」も展示されていた。プレスカンファレンスではブランドディレクターのイモー・ブッシュマン氏が、1976年デビューの初代がアウトバーンを席巻したエピソードなどを語るなど、今だにフォルクスワーゲンのアイコンであると主張している。
エクステリアではLEDマトリックスライト「IQライト」やハニカムフロントグリルなどGTIらしいパーツを装え、室内もチェック柄の内装が期待を裏切らない。
ブッシュマン氏は2025年は昨年導入を予告していた5モデル「Tロック」「Tクロス」「ゴルフ」「パサート」「ティグアン」のラインナップが揃い、充実すると宣言した。
さらに幕張メッセ東ホールのブースでは、来場者向けアンケートの回答者にはオリジナルグッズのプレゼント(無くなり次第終了)や、ドイツVolkswagenアカデミー公認トレーナーによるトークショー(1月10日、11日に実施)を開催。ブースへの来場者全員にゴルフRおよびゴルフGTIの最新情報をまとめたモーターファン別冊『Golf R & GTIのすべて(特別編)』が配布されるという。