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BYD SEALION 7
雰囲気以上に堂々たるボディ
昨年は「シール」が日本カー・オブ・ザ・イヤーで10ベスト入り。販売台数も順調に伸ばしたBYDは、今年も会場に大きなブースを構えた。そして代表取締役社長である東福寺 厚樹氏によるプレゼンテーションでアンヴェールされたのが、クロスオーバーSUVの「シーライオン7」である。
このシーライオン7、画像からは大きさがわかりにくいのだが、全長4830×全幅1925×全高1620mmと、雰囲気以上に堂々たるボディを持つ。ルーフラインはリヤに向かってなだらかに下降しており、スポーティさを演出。だからどちらかというとクーペSUV的ルックスといえる。そのスポーティさを裏付けるように、搭載されるモーターは非常に強力。前後アクスルにひとつずつ設けられ、そのスペックはフロントが218PS/310Nm、リヤは313PS/380Nmと、かなりハイパワーなのだ。当然、駆動方式はAWDとなる。
導入予定は「春頃」とアナウンスされたから、もうスペックや価格を含めてかなりの部分が確定しているのだろう。プレスカンファレンスには黒山の人だかりができ、注目度も高かった。
日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカー選出記念で
なお、同時に日本カー・オブ・ザ・イヤーで10ベストカーに選出されたのを記念し、同社の4ドアサルーン「シール」には特別限定車「エディション・ペールグリーン」が設定された。台数はBYD創業30周年にちなんで後輪駆動が20台、四輪駆動が10台となる。
BYD シーライオン7 概要
全長×全幅×全高 4830×1925×1620mm
ホイールベース 2930mm
車両重量 2615kg
定格出力 390kW
フロントモータータイプ かご形三相誘導
フロントモーター最高出力 218PS
フロントモーター最大トルク 310Nm
リヤモータータイプ 永久磁石同期モーター
リヤモーター最高出力 313PS
リヤモーター最大トルク 380Nm
バッテリー リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
総電力量 82.5kWh
駆動方式 AWD
フロントサスペンション ダブルウィッシュボーン
リヤサスペンション マルチリンク
フロントブレーキ ベンチレーテッドディスク
リアブレーキ ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ 245/45 R20