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Ioniq 5 N
2台のコラボレーションモデル
昨年待望のWRC(世界ラリー選手権)ドライバーズタイトルを手にしたヒョンデ。東京オートサロン2025では、そのハイパフォーマンスEVとして注目を集める「アイオニック5 N」のコラボレーションモデルを2台発表した。
まずはヒョンデのハイパフォーマンスブランド「N」と1/64スケールモデルを手がけるミニカーメーカー「MINI GT」とコラボした「アイオニック5 N X MINI GT RS-01T」だ。アイオニック5 Nによるワンメイクレースなどのモータースポーツの技術を基に開発され、さらなる高性能を追求した仕様だという。
さらにもう1台、オートバックスセブンとのコラボレーションで、レーシングドライバー土屋圭市氏が監修した専用のオリジナルパフォーマンスパーツを備えた「アイオニック5 N DKエディション」も初公開された。15mmダウンスプリング、6ピストン・モノブロックブレーキ、21インチ軽量鍛造ホイールのほか、エクステリアもカーボン製のフロントスポイラー、サイドスカート、リヤウイングそしてリヤディフューザーを装備する。土屋氏がヒョンデ実験部とともに1年以上もかけて、足まわりやブレーキ、空力を仕上げたという。
ヒョンデの最小サイズのBEV
今回のオートサロン2025では新型コンパクトEV「インスター」を日本初公開した。昨年6月に韓国・釜山モビリティショーで世界初公開されたインスターは、韓国や欧州で既に販売が開始されているヒョンデ最小サイズのBEVで、広い室内空間や長い航続距離を特徴とし、さまざまなライフスタイルに対応可能なモデルと謳う。日本では今春発売予定だという。
市販モデルのほか早速カスタマイズモデルとしてラリーイメージのコンセプトも展示した。