レクサス「RC」と「RCF」に“FinalEdition”を設定

「レクサス RC」「RCF」内外装に特別装備を奢った“FinalEdition”を発売「2025年1月で生産終了」

「レクサス RC F “Final Edition”」の走行シーン。
レクサスは「RC」と「RCF」の生産終了を受けて、最終生産仕様”FinalEdition”を設定。写真の「RC F “Final Edition”」は200台限定での販売となる。
レクサスは、スポーツクーベ「RC」とハイパフォーマンス仕様「RCF」の生産終了を発表。これまでの感謝を込めた“Final Edition”を設定し、全国のレクサス店を通じて1月16日から販売を開始した。これを受けて、販売されるRCとRCFのバッケージはすべて“Final Edition”のみとなる。「RC F “Final Edition”」は限定200台のみが販売される。

LEXUS RC F “Final Edition”

専用内外装を採用した“Final Edition”

「レクサス RC “Final Edition”」のインテリア。
レクサス RCとRCFは、2025年1月をもって生産終了が決定。専用内外装を奢った“Final Edition”は、インテリアカラーにレーシーな「ブラック&フレアレッド」が採用された。

スポーツクーペ「レクサス RC」は、レクサスらしいエレガントでエモーショナルなデザインと、確かな走行性能が人気を集め、世界62ヵ国と地域で累計約7万9000台を販売。ハイパフォーマンス仕様のRCFは、高出力5.0リッターV型8気筒自然吸気エンジンに8速SPDSを組み合わせた、レーシングスピリットを受け継ぐ「F」モデル。こちらは累計約1万2000台がデリバリーされている。

両車種ともに2025年1月の生産終了が決定。これを受けて、最終生産仕様“Final Edition”が販売される。RCとRCFの“Final Edition”は、インテリアカラーにスポーティさと上質さを兼ね備えた「ブラック&フレアレッド」を採用。ボディカラーは、シャープな造形を際立たせる新規設定色「ソニックイリジウム」を含め、RCは全9色、RCFは全7色から選ぶことができる。

RC “Final Edition”は、スパッタリング塗装を施した ENKEI製19インチアルミホイール、レッドブレーキキャリパー、ブラック塗装とスモーク塗装加飾を施したオート電動格納式ドアミラーを採用。インテリアにはカーボンパーツとウルトラスエード、“Final Edition”専用バッジを新たに導入し、「F」仕様を思わせる空間を演出する。

エンジンとデフに高精度チューンを実施

「レクサス RC F “Final Edition”」の走行シーン。
200台限定のRCF “Final Edition”は、最終生産仕様でも高いレベルの走りを追求し、高精度チューニングをエンジンとリヤディファレンシャルに導入した。

RCF “Final Edition”は「公道からサーキットまでシームレスに楽しめる走り」をさらに追求するため、最終生産仕様においても高精度チューニングを、エンジンとリヤディファレンシャルに実施した。

高精度チューニングエンジンは、ムービングパーツの緻密な質量合わせやクリアランスの調整などにより、回転バランスの最適化とフリクションを低減。V8エンジンの伸び感に磨きをかけ、滑らかな回転フィールとエモーショナルなエンジンサウンドを実現した。高精度チューニングリヤディファレンシャルは、熟練の技術者がバックラッシュの調整を手作業で実施することで、加減速の応答性を向上し、上質なドライビングフィールを提供する。

足元には「メタルスターグロスブラック」塗装を施したBBS製19インチ軽量鍛造アルミホイール、レッドブレーキキャリパー、ブラック塗装とスモーク塗装加飾を施したオート電動格納式ドアミラー、リヤスポイラーには格納式カーボンアクティブリヤウイングを採用。RCFの高い走行性能はそのままに、よりスポーティで洗練されたエクステリアが完成している。

車両本体価格(税込)

レクサス RC350 “Final Edition”:767万円
レクサス RC300h “Final Edition”:711万円
レクサス RC300 “Final Edition”:666万円
レクサス RC F “Final Edition”:1360万円

【問い合わせ】
レクサス インフォメーションディスク
TEL 0800-500-5577

【関連リンク】
・レクサス公式サイト

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…