TOYOTA Harrier

クーペスタイルがさらに進化

クーペスタイルの進化に加え、フロントの「ハンマーヘッド」デザインを採用すると予想する次期型ハリアー。
クーペスタイルの進化に加え、フロントには「ハンマーヘッド」デザインを採用すると予想。

次期型「トヨタ ハリアー」に関して入手した情報を基に制作した予想CGは、Cピラー後方をブラックにすることでクーペスタイルを印象づけている。ボディサイドのデザインは、トヨタが2023年末に発表した「スポーツ クロスオーバー コンセプト」に習い、ワイドなプロポーションと立体感を強調してみた。

フロントは、トヨタの新しいデザイントレンドである「ハンマーヘッド」を採用した。ヘッドライト内部には6連のプロジェクターを配置。フロントグリルは2段構造とし、存在感のある意匠になると予想している。

ボディサイズは全長が4750mm、全幅1860mm、全高1640mmとし、現行モデルよりも10mm長く、5mmワイドに、そして20mm低くなることが予想されている。

大型化するボディの中、キャビン内にはAI技術と連携した次世代のインフォテイメントシステムを搭載して登場すると思われる。インターネット接続を必要としない、「オンデバイス音声認識」が期待できそうだ。

エンジンも新世代に!

人気の現行ハリアーだが、2026年後半には新型に切り替わると予想する。
人気の現行ハリアーだが、2026年後半には新型に切り替わると予想する。

エンジンルームには、1.5リッター直4ターボが収められるだろう。これは、トヨタがスバルおよびマツダと共同で開催した次世代エンジン技術説明会「マルチパスウェイ・ワークショップ」で発表された新開発のパワーユニットだ。既存の2.5リッター直4自然吸気エンジンよりも、体積で20%、全高は15%コンパクトになっている。

このエンジンを搭載することでノーズを下げることもできるため、空気抵抗の低減や燃費の向上につながるフォルムが可能になるだろう。このほか、モーターを追加したハイブリッドや、システム合計出力320PSを発揮するプラグインハイブリッドシステムの採用も計画されているようだ。

新型ハリアーのワールドプレミアは、2026年後半と予想する。

既に開発は進んでいると思われる次期型「トヨタ GR スープラ」の予想CGをつくってみた。

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