Morgan New Flagship

プラスシックスの後を受けて製造

新型フラッグシップは、新開発「CXVプラットフォーム」に、BMW製6気筒ターボエンジンを搭載。プラスシックスの生産を受けて、ラインナップ最上位としてデビューを飾る。
新型フラッグシップは、新開発「CXVプラットフォーム」に、BMW製6気筒ターボエンジンを搭載。プラスシックスの生産を受けて、ラインナップ最上位としてデビューを飾る。

モーガン・モーターカンパニーは 1909年の創業以来、手作業でスポーツカーを製造してきた世界最古の自動車メーカーのひとつ。伝統的なクラフトマンシップと最新技術のユニークな融合を開拓したモーガンは、現在でも注文を受けてからハンドメイドで全ての車両を製作している。

新型フラグシップは、新開発「CXVプラットフォーム」にBMW製6気筒ターボエンジンを搭載、より軽量で高い剛性レベルを確保。様々な新技術とエンジニアリングの強化が随所に盛り込まれたことで、ダイナミックなパフォーマンスとドライビングの楽しさの向上を実現している。

今回、公開されたプロトタイプ車両は、厳重なカモフラージュ偽装が施されており、「最終的な市販仕様のデザインを示すものではない」とモーガンは説明する。新型フラッグシップは、より現代的な美学を表現しつつ、モーガンであることが一目でわかるデザインを実現。よりコンテンポラリーな美しさと、最新のエアロダイナミクスに基づいたプロポーションが採り入れられているという。

新型フラッグシップモデルは、2024年11月に発表された「プラスシックス」の生産終了を受けてデビュー。限定生産される「プラスシックス ピナクル」は、プラスシックスの最終モデルとなる。新型フラッグシップは、プラスシックスの直接的な後継ではないものの、現行ラインナップの最上位に位置する予定。発売は2025年春を予定しており、正式な発売時期などは改めて発表される。

Photographer 小林邦寿「真夜中のShort Story」/第4話 「モーガン プラスフォー」

Photographer 小林邦寿「真夜中のShort Story」/第4話 「モーガン プラスフォー」

いつの時代も人々を魅了してやまないスーパーカーがある。真夜中にその姿を浮き上がらせることで、名車たちは新たな物語性を帯びだす。写真家・小林邦寿が紡ぎあげる、ひとつのストーリー。